ジョニデ娘が自らの性をカミングアウト。全米で話題の"セクシャル フルイディティ"って?
「パイレーツオブカリビアン」でおなじみのジョニー・デップですが、彼の娘リリー・ローズが、自らの性についてカミングアウトし、全米で"ある言葉"が急速に広まっています。その言葉と、新しい時代に多様化ジェンダーのあり方とは何かについて迫りました。
今年2月に2度目の結婚をして話題になったジョニーデップ。その彼の娘である、リリー=ローズ・メロディは16歳にして"あることをカミングアウト"し、世界中から驚きと勇気への称賛の声が上がっています。
最上級のDNAをもつ16歳"リリー・ローズ"
本名:リリー=ローズ・メロディ・デップ
生年月日:1999年5月27日
身長:160㎝
出演映画:Mr.タスク(2014)、Yoga Hosers(2015)
モデル:CHANEL(2015)
世界的ハリウッド俳優のジョニー・デップと、フランスの女優ヴァネッサ・パラディの間に生まれたリリー。最上級のDNAから生まれた彼女は、今年のCHANELアイウェアコレクションでアンバサダーに指名され、モードの帝王であるカール・ラガーフェルドから認められるほどのスター性の持ち主なんです。
自らの性についてLGBTプロジェクトで告白
そんな、容姿も生まれた環境も恵まれた彼女が告白したのは、自らの性に関すること。リリーは、10代のLGBT(レズ・ゲイ・バイ・トランスジェンダー)のためのプロジェクトに参加しました。
『Self Evident Project(セルフ・エヴィデンス・トゥルース・プロジェクト)
』は、全米でLGBTQIだと感じている1万人のポートレートを撮影するプロジェクト。
その中で、自らもマイノリティである"セクシャル・フルイディティ"であることを告白し、アメリカを中心に世界を驚かせています。
好きになる性別が定まらない"セクシャル・フルイディティ"
セクシャル・フルイディティ(またはセクシャリティ・フルイド)とは、バイセクシュアルと近い意味をもつ言葉。フルイド(fluid)の意味通り、好きになる性別が水のように定まらず、相手によって変わります。
女性でも男性でも流動的に好きになったりというセクシャリティを最近では「セクシャリティ・フルイド」と呼んで、マイリー・サイラスや クリステン・スチュワートらの女性セレブがその考え方に賛同している
リリーの発言を多くのメディアが取り上げ、この単語が全米で爆発的に広まっています。偉大な父と母、そしてファッションアイコンとしてのおしゃれなイメージが、セクシャルマイノリティへの理解を促進しているようです。
(取り上げたメディアでは)「美しい方法で」(in a Beautiful Way)とか、「勇敢に明らかにした」(brave sexuality revelation)とか、「社会啓蒙プロジェクトを支援」(in Support of Social Awareness Project)などと、このニュースの見出しは、好意的でポジティブな表現が、やたらに多い
さらに多様化している"性"のあり方
セクシャル・フルイディティは、厳密にはバイセクシュアルとは異なり、異性愛とも同性愛とも決め付けない"あり方"。LGBTという枠に当てはめずに、あえてこの言葉を選んでいるよう。
アメリカで若いLGBTアクティビストと話したら、自認は「ジェンダー・クィア」「代名詞は、リスペクトがあれば何でもいい」という自己紹介が多かった
アメリカではジェンダーレスの思想をもつ人々が増えており、LGBT以外にも複雑に多様化するジェンダーを、肯定的にみる時代の流れがあります。
LGBTのどれかに無理に自分を当てはめるよりは、曖昧なまま決めつけない方がクールだという雰囲気になってきている
最近「自分のセクシャリティを特定したくない」とするセレブが増えており、スーパーモデルのカーラ・デルヴィーニュ、歌手マイリー・サイラス、女優のクリステン・スチュワートらがいる。
リリー・ローズを始め、セレブ達が公言することで、セクシャル・マイノリティーへの理解がさらに広がりそうですね。日本では13人に1人いると言われているセクシャル・マイノリティ。個人の性のあり方への多様性を深く考えさせられますね。
CURATOR
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