初代 クリームうどん!?
恵比寿にいくたびにラーメン屋を発掘してたのだけど、最近はうどん屋にいくことが多い。なかでもカレーうどんに妙なこだわりがある。普通のうどんであれば、かけ300円以下じゃないと納得がいかないのだけど、カレーうどんなら少々高価でも許せる。
酒彩蕎麦初代もそんな気分で訪れた店だ。
Google Mapには「初代クリームうどん」とあって、「酒彩蕎麦初代」という店名を知らなければ、「元祖クリームうどん」や「本家クリームうどん」があるんじゃないかと思うだろう。Google Map上の店名に名物料理を含めるのはちょっとしたGMO(Google Map Optimization)にもなるのか。
6種類種類の塩で頂く白魚の天麩羅
お洒落な看板で「蕎麦屋で一杯」を愉しむような店構え。
うどんが来るまでのツマミに白魚の天麩羅を注文。見た目にも美味しい。
天麩羅は6種類の塩で頂く。塩を変えるごとに淡白な白魚に様々な表情が生まれて面白い。蕎麦屋飲みらしく日本酒に洒落こみたいけど、今日はカレーうどんの食事利用だ。
とろとろスイーツみたいなカレーうどん
これが通称クリームうどん(正式名称は「初代のカレーうどん」)だ。クリームの正体はじゃがいもマッシュポテトに生クリームを加えたムース。甘さは殆んどないけどスイーツみたいな見た目と食感。驚きの白さ。
少しだけ残しておいた白魚の天麩羅を揚げ玉のように活用してみる。下側にあるスープは北海道名物のホワイトカレー(白いカレー)ではなく、出汁でとかれた黄色いカレー。ムースと混ざると通常のカレーうどんに近くなる。スイーツな見た目に反して力強い味。腰の強い麺と大ぶりの牛肉が美味しい。
300円のざっかけないうどんも好きだけど、都会の夜に店を出すするなら相応の洒落臭さも必要になってくるのだろう。塩で頂く白魚の天麩羅もうまかったし、クリームうどんも愉しめたという満足感に包まれながら酒彩蕎麦初代を後にする。
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