International
|
[キャンベラ 14日 ロイター] - オーストラリアの与党自由党は14日、党首および副党首を選出する選挙を実施し、ターンブル通信相を党首に選出した。
ターンブル氏は54対44票で新党首に選出。破れたアボット党首に代わり15日に首相に就任する見通し。オーストラリアの首相交代は過去8年で5回目となる。
副党首にはビショップ外相が選出された。
ターンブル氏は記者団に対し「アボット首相はオーストラリアが必要とする経済的なリーダーシップを示すことができなかった。われわれには別の形のリーダーシップが必要だ」と述べた。
アボット氏は党首再選に自信を示していたが、ここ数カ月間党内で見られていた不安定な動きを抑え切れず、党首選に破れた後、硬い表情のまま記者団に一言も話さず会場を後にした。
オーストラリアでは2016年末までに総選挙が実施される予定だが、ターンブル氏は記者団に対し、自身の首相就任の正当性を裏付けるため、早期選挙を実施する意向はないと述べた。
*内容を追加して再送します。
ソーシャルトレンド