2015年9月15日15時18分
JR東日本とJR北海道は、来年3月に予定している北海道新幹線の開業に合わせて、寝台特急「カシオペア」(上野―札幌)を廃止する。JR関係者への取材で15日、分かった。
カシオペア(定員174人)は1999年にデビューし、週3往復程度運行。機関車が12両の客車を引っ張る寝台特急だが、北海道新幹線の開業に伴い、青函トンネルの電圧などが変更され、現在の機関車が使えなくなるのが廃止の理由だという。
同じ区間を走ってきた寝台特急「北斗星」も8月下旬で廃止になっており、88年3月に青函トンネルが出来て以来、本州と北海道を結んできた寝台特急はすべて姿を消すことになる。
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朝日新聞社会部
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