Googleの自動運転車部門のCEOが決定、FordとHyundaiに24年いたJohn Krafcikだ
Apple WatchとiPhoneの双方を、同時に充電できるPod Pro
Alphabet/Googleの近未来の花形といえば、もちろん自動運転車だ。今日はこの部門が、自動車産業における経歴がとても分厚い人物をCEOに迎えた。今同部門はSundar PichaiとGoogleの下にあるが、今後巨大ビジネスになることは目に見えているから、いずれはGoogleの持株会社Alphabetの下の、独立企業になるのだろう。
CEOに決まったJohn Krafcikは10年間をHyundaiで過ごし、その5年間はCEO兼社長だった。さらにその前は、Ford Motor Companyに14年間いた。まさに、恰好の人材だろう。最近までKrafcikは、TrueCarの役員だった。同社は2008年のTechCrunch50でローンチした。
Yes, true: I'm joining the Google Self-Driving Car project in late September.
— John Krafcik (@johnkrafcik) September 14, 2015
[はい、本当です。私はGoogleの自動運転車プロジェクトに9月の後半に加わります。]
This is a great opportunity to help Google develop the enormous potential of self-driving cars. I can’t wait to get started.
— John Krafcik (@johnkrafcik) September 14, 2015
[これは、Googleによる自動運転車のとても大きなポテンシャルの開発を助ける、すばらしい機会です。始めるのが、待ちきれません。]
Self-driving cars could save 1000s of lives, give people greater mobility & free us from things we find frustrating about driving today.
— John Krafcik (@johnkrafcik) September 14, 2015
[自動運転車は何千もの命を救い、人びとの移動性を高め、今日の自動車運転にある不満な要素から私達を解放します。]
たしかに自動運転車はクールだけど、これまでGoogleの人たちは安全性を主張するだけで、実際にそれに乗る人間のことには言及しなかった。それを承認/不承認するお役人たちを事前に口説いておく、というアタマしかなかったのだな、Googleには。
安全性はもちろんだが、将来はお金も稼がなければならない。小さな子会社だが、優秀なリーダーが必要なのだ。Uberもいよいよやる気のようだからね。