京都の夷川・竹屋町通、一部一方通行に 児童増え安全対策
京都市中心部で、生活道路の中では数少ない対面通行だった中京区の夷川通(烏丸-河原町間)が、今月中旬から西行きの一方通行に、竹屋町通(烏丸-車屋町間)も、東行き一方通行に変わる。一帯は子どもの数が増え、通学時の安全確保を求める声が地域から上がっていた。今回の規制で、烏丸-寺町通間、丸太町-御池通間にある東西道路は、すべてが一方通行となる。
地域は近年、マンションが新しく建ち、地元の御所南小に通う子どもの数が増えていた。一方で対面通行の夷川通は抜け道としても利用され、車の通行量も多かった。一方通行を求め、昨年11月に銅駝自治連合会が要望書を中京署に提出。12月には竹間、今年1月には富有の各連合会も届け出た。今年7月、府公安委員会で一方通行となることが決まった。
両通りには現在、一方通行となる周知看板が設置されている。中京署によると、今月16日に天候が良ければ道路表示や標識の変更作業を実施する予定で、作業を終え次第、規制が始まる。
市内中心部の一方通行規制がいつごろ始まったかは定かではないが、京都新聞の記事によると、昭和30年代に実施されたと見られる。中京署や地元住民らによると、今回の両通りの区間は、地元の一部の意向で一方通行化から外れた経緯があるという。
中京区交通安全連絡協議会会長を務める、竹間自治連合会の川崎元彦会長(74)は「特に烏丸-車屋町間は車と自転車、歩行者のすれ違いで怖い場面もあった。一方通行で困る人もいるだろうが、理解と協力をお願いしたい」と話す。銅駝自治連合会の辻本完治会長(71)は「住みよいまちづくりを進める上で、安全が一定確保された。時間はかかったが、実現して良かった」と喜ぶ。
【 2015年09月15日 11時40分 】