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印と豪 海軍が12日から初の合同演習
9月12日 8時49分

中国がインド洋にも進出の動きを強めるなか、インドとオーストラリアの海軍が12日から初めての合同演習を行います。これを前に、オーストラリア海軍は会見で、インド洋の航行の自由の確保に向けインドと連携していく考えを示しました。
インドとオーストラリア海軍の初めての合同演習は、今月12日から20日までインド南部のインド洋の沖合などで行われます。
これを前に、オーストラリア海軍は11日、インド南部ビシャカパトナムの港で、演習に参加するフリゲート艦や潜水艦をメディアに公開しました。
演習にはこれらの艦船に加えて哨戒機も参加し、潜水艦を見つけ追尾する訓練などを行うということです。
インド洋では、シーレーン=海上交通路の要衝に位置するスリランカに、去年9月、中国海軍の潜水艦が初めて寄港したことが伝えられるなど、中国が進出の動きを強めています。
インドとオーストラリアはいずれもインド洋のシーレーンに依存していて、今回の演習には、こうした中国の動きをけん制するねらいもあるものとみられます。
会見したオーストラリア海軍のミード少将は「オーストラリアとインドは海洋の分野で同じ利益を享受している。インドは安全保障上重要なパートナーだ」と述べ、インド洋の航行の自由の確保に向け連携の強化に強い意欲を示しました。

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