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埋め立て承認取り消しを週明けにも表明へ9月11日 18時56分
アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って政府は、沖縄県との集中協議の間、中断していた工事を、12日にも再開する方針を決めました。これに対し、沖縄県の翁長知事は、移設先の埋め立て承認の取り消しを週明けにも表明することになりました。
アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って政府は、名護市辺野古での工事を9日までの1か月間中断し、沖縄県と集中的な協議を行ってきましたが、両者の対立は解消しませんでした。
政府は、沖縄県による辺野古沖での現地調査が、11日終了したことを受けて、中断していた工事を12日にも再開する方針を決め、移設に向けた作業を進めることにしています。
これに対し、沖縄県の翁長知事は、11日、副知事ら幹部と対応を協議した結果、仲井真前知事が行った移設先の埋め立て承認について、週明けにも記者会見を開き、取り消すことを表明することになりました。
翁長知事としては、移設先の工事が再開されたあと、直ちに具体的な行動を起こすことで、移設計画を進める政府の姿勢を強く批判し、世論に広く訴えたいというねらいがあるものとみられます。
政府は、沖縄県による辺野古沖での現地調査が、11日終了したことを受けて、中断していた工事を12日にも再開する方針を決め、移設に向けた作業を進めることにしています。
これに対し、沖縄県の翁長知事は、11日、副知事ら幹部と対応を協議した結果、仲井真前知事が行った移設先の埋め立て承認について、週明けにも記者会見を開き、取り消すことを表明することになりました。
翁長知事としては、移設先の工事が再開されたあと、直ちに具体的な行動を起こすことで、移設計画を進める政府の姿勢を強く批判し、世論に広く訴えたいというねらいがあるものとみられます。
翁長知事「週明けにも考え方を報告」
沖縄県の翁長知事は、11日夜、沖縄県庁で記者団に対し、「こんにちまでの政府の対応や集中協議の中でのやり取りなどを考えると、私の腹は固まっている。今、細部にわたって調整しているところなので、週明けにも、その考え方を報告したい」と述べ、週明けにも埋め立て承認の取り消しを表明する考えを明らかにしました。