■餃子のタレ、美味しく食べてますか? 中華料理屋やラーメン屋でついつい食べたくなる、餃子。あなたは餃子のタレを作るとき、どうやって分量を決めていますか?適当にお酢と醤油とラー油を混ぜてもタレは完成しますが、せっかくなら最も美味しいとされる「黄金比」で食べたいですよね。 今日は、餃子のタレの黄金比をお教えしちゃいます!
■1000人も認めた黄金比とは ずばり結論から言います。餃子のタレの黄金比は・・・
醤油:お酢:ラー油=5:4:1
なのでした!
以前テレビの企画で、1000人を対象にさまざまな配合のタレをつけた餃子を試食してもらったところ、この比率のタレをつけた餃子が一番美味しいという人が最も多くなりました。実はこの比率には、ある美味しさの秘密が隠されているのです。
■決め手は「味覚のバランス」
どうして、餃子のタレは「醤油:お酢:ラー油=5:4:1」が一番美味しいのでしょうか?その秘密は、味覚のバランスにありました! 餃子に、この比率で作った餃子のタレつけたものを、食べ物の味を数値で表せる味覚センサー「レオ」で分析してみた結果がこちらです。 餃子にこのタレをつけて食べた場合、餃子に含まれる「旨味」と醤油に含まれる「塩味」、そしてお酢に含まれる「酸味」の強さが同程度となり、味覚のバランスが非常に良くなるのです。
あなたも、次に餃子を食べるときは、ぜひこの黄金比でタレを作ってみてくださいね♪
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