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除染土のう、大雨で流出=福島・飯舘の作業現場から―環境省

時事通信 9月11日(金)15時16分配信

 関東や東北地方を襲った記録的な豪雨で、環境省は11日、福島県飯舘村の除染作業現場で刈り取った草などを詰めた土のうが、付近を流れる新田川の氾濫で流出したと発表した。
 これまでに30袋を回収したが、他にも流された土のうがあるとみて、引き続き回収作業を行う。
 同省によると、飯舘村役場から11日朝、村内の草野地区で流出している土のうが見つかったと連絡が入った。東京電力福島第1原発事故に伴う農地除染の作業現場で、仮置き場へ運び入れる前に一時的に集めていたものとみられるが、全部でいくつの土のうが流されたのか、現時点で把握できていないという。 

最終更新:9月11日(金)17時7分

時事通信

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