朴大統領 ユーラシア一体化の重要性強調=国際シンポで

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は10日午前、ソウル市内のホテルで始まった「ユーラシア交通物流国際シンポジウム」の開幕式に出席した。あいさつで朴大統領は、韓国政府が掲げる構想「ユーラシア・イニシアチブ」実現のためには交通・物流ネットワークの構築が重要だとしながら、国家間の協力を通じ関連制度の整備や先端技術の開発・共有を進めるべきだと強調した。

 朴大統領は2013年に、交通、通信網をつなぎユーラシアの国を一つにまとめれば新たな経済、社会的付加価値が生み出され、平和構築の基盤になり得るというユーラシア・イニシアチブ構想を発表。その具体化に向け、昨年10月のアジア欧州会議(ASEM)首脳会議でこのシンポジウムの開催を提案していた。

 シンポジウムにはユーラシア各国など約50カ国の政府代表や国際機関関係者、専門家ら約500人が出席している。9~11日の日程で行われ、ユーラシア・イニシアチブ構想の実現に向けた交通・物流分野の国際化について議論する。

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