【侍ジャパン】1次ロースターに「Wトリプルスリー」山田、柳田ら45人

2015年9月11日6時0分  スポーツ報知
  • 会見した「侍ジャパン」の小久保監督

 11月に日本と台湾で初開催される国際大会「プレミア12」に出場する日本代表の1次ロースター45人が10日、発表され、ヤクルト・山田とソフトバンク・柳田の「トリプルスリー・コンビ」がメンバー入りした。この日、札幌Dで会見した小久保裕紀監督(43)は「彼らが中心になってくるのは間違いない」と打の中心に据えて世界に挑む考えを明かした。

 さらに「大阪桐蔭コンビ」による主砲争いにも、ゴングが鳴った。これまでは17年の第4回WBCまで「4番・中田」の構想だったが、ここに来て同校の先輩、西武・中村が浮上。「中田を中心という考えに変わりはない」としつつも、「今まで中村は体の問題があった。今季は今のところ全部出られている」と体調万全のパの本塁打キングと競争させる考えを示した。

 スタメンでは1番・山田、3番・柳田が予想される。先頭で勢いをつけ、クリーンアップで一気にたたみかける、豪快な野球が見られそうだ。

 11月8日の開幕戦、韓国戦(札幌D)の先発投手は、日本最速の163キロ右腕・大谷が最有力。「日本で今季一番しっかりした投手、成績を残した投手になると思う。(開幕投手の)候補の1人です」と指揮官は期待する。一方、7月に発表された65選手から西武・菊池や巨人・高木勇、DeNA・梶谷ら20人が外れるなど、サバイバルは熾烈(しれつ)だ。10月上旬に最終登録されるメンバーは28人。最強布陣で世界一を狙う。(長井 毅)

  • 楽天SocialNewsに投稿!
プロ野球 日本ハムオリックスソフトバンクロッテ西武楽天ヤクルトDeNA中日広島阪神巨人
報知ブログ(最新更新分)一覧へ