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宮城 大崎 堤防決壊地域に避難勧告出ず9月11日 15時02分
堤防が決壊した宮城県大崎市の渋井川で、市は川の周辺の住民に避難の準備を促したものの、避難勧告や避難指示を出しておらず、今後、経緯を検証したいとしています。
宮城県では10日夜から非常に激しい雨が降り続き、気象庁は午前3時20分、甚大な災害の危険が迫っているとして宮城県に大雨の特別警報を発表しました。
大崎市でも各地で「玄関の前まで浸水している」などといった通報が相次いでいたことから、市は午前4時半に渋井川の周辺を含む広い範囲に避難準備情報を出しました。
しかし、渋井川の周辺の住民に避難勧告や避難指示を出しておらず、午前5時前、川の堤防が決壊したという通報があったということです。
大崎市防災安全課は「当時は渋井川だけでなく広い範囲で浸水の通報があり対応に追われたほか、渋井川には水位計が設置されておらず、川の状況を正確に把握することが難しかった。今後、経緯を検証して対策を考えたい」と話しています。
大崎市でも各地で「玄関の前まで浸水している」などといった通報が相次いでいたことから、市は午前4時半に渋井川の周辺を含む広い範囲に避難準備情報を出しました。
しかし、渋井川の周辺の住民に避難勧告や避難指示を出しておらず、午前5時前、川の堤防が決壊したという通報があったということです。
大崎市防災安全課は「当時は渋井川だけでなく広い範囲で浸水の通報があり対応に追われたほか、渋井川には水位計が設置されておらず、川の状況を正確に把握することが難しかった。今後、経緯を検証して対策を考えたい」と話しています。