トップページBusinessニュース鹿児島の焼酎出荷量 宮崎に抜かれ2位に
ニュース詳細

鹿児島の焼酎出荷量 宮崎に抜かれ2位に
9月7日 20時15分

鹿児島の焼酎出荷量 宮崎に抜かれ2位に
k10010219481_201509080002_201509080003.mp4
全国トップが続いていた鹿児島県の本格焼酎の出荷量が、この1年間では宮崎県を下回って2位になったことが、県の酒造組合のまとめで分かりました。
それによりますと、去年7月から、ことし6月までの1年間に鹿児島県内の焼酎メーカーが出荷した本格焼酎の量は12万2807キロリットルで、前の年に比べ8402キロリットル、率にして6.4%減りました。これに対し、宮崎県は12万9589キロリットルと、前の年より3.8%増え、鹿児島県をおよそ6800キロリットル上回って13年ぶりに全国1位になりました。
鹿児島県の本格焼酎の出荷量は平成17年6月の統計で大分県を抜いて全国1位になって以降、10年連続でトップを守ってきましたが、その座を宮崎県に譲りました。
鹿児島県酒造組合はウイスキーなど焼酎以外の酒の消費拡大で出荷量が落ちていることや、宮崎県都城市の焼酎メーカーが出荷量を増やし、シェアを拡大したことが影響したと分析しています。
鹿児島県酒造組合の本坊松美会長は「鹿児島県産と分かるようラベルの表示を工夫したり、鹿児島の芋焼酎の魅力を、より知ってもらえるようなキャンペーンなどを展開したりして、消費者にアピールしていきたい」と話しています。

宮崎県酒造組合「大変うれしい」

鹿児島県を抜いて首位になったことについて、宮崎県酒造組合の渡邊眞一郎会長は「大変うれしい。宮崎県民の性格と似て、優しくて飲みやすいところが消費者の心をつかんだのではないか。今後、より品質を高めるなどしてトップの座を維持できるよう頑張っていきたい」と話しています。

関連ニュース

k10010219481000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ