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中国ツアー客がタイ空港で大騒ぎ「ジャンボで迎えに来い」
「ボーイング747(ジャンボ機)で迎えに来い」。タイのバンコクの空港で4日、中国人観光客の集団が航空機の遅延に抗議して国歌を歌ったり、大声で賠償金を要求したりする騒ぎがあった。中国内で自国民のマナーの悪さにあらためて関心が高まっている。7日付の中国各紙が伝えた。
騒ぎを起こしたのは重慶市からのツアー客ら。4日夜、空港の係員が機体の不具合などを理由に遅延を告げると、一部の客が騒ぎ始め、謝罪や1人当たり千元(約1万9千円)の賠償金を払うよう要求した。
インターネット上に投稿された騒動の動画によると、中国人客とみられる男性がマイクを使って抗議し、待ち合いスペースで大勢の客が中国の国歌を歌っている。係員が客を移動させるために服を引っ張り、騒ぎが広がったとの情報もある。客はその後、全員が帰国したという。
動画は7日までに25万回以上再生され、「中国の恥だ」などとする批判的な書き込みが相次いでいる。(共同)
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