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【6作品】アニメファンにも薦めたい外国映画①

勝手なイメージですが、アニメファンの方で外国映画を

頻繁に見られるという方は、そんなに多くないという印象があります。

若い世代の方は特に。

 

それでも、スター・ウォーズターミネーターハリー・ポッターなど、

興行的にも大ヒットした大衆向けでもある映画は

見られている方も多いと思います。

 

しかし、それくらいで満足せず、他にもオススメしたい、

むしろアニメファン・声優ファンだから見るべきと思う作品も多々あります。

そこで僭越ながら、アニメ以外に外国映画も嗜む身として

いくつかご紹介したいと思います。

 

※念のための注意ですが、これを見て気になって調べたとき、

ウィキペディアを見ることはオススメできません

ほとんどネタバレが書いてあります。

 

 

メメント

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監督は「ダークナイト」などで知られるクリストファー・ノーラン

正直、一度見ただけで全てを理解するのは難しいと思いますが、

その分何度見ても面白い

むしろ、何度も見てこそ面白い。

最後で謎が解けたとき、きっとハッとなります。

魔法少女まどか☆マギカ』で、脚本を担当された虚淵玄さんが

ループものという点で影響を受けた作品でもあるそうです。

(「オトナアニメ」Vol.20のインタビュー記事より)

 ちなみに、ガイ・ピアース演じる主人公の

吹き替えを担当しているのは小山力也さん。

 

 

 

ミリオンダラー・ベイビー

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監督は、あの有名なクリント・イーストウッド

第77回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞を受賞。

アニメでは、悲しすぎる結末のアニメはそうそうないものですが、

外国映画にはたくさんあります。

この映画もその一つ……、いや、それどころか

それらバッドエンド映画のなかでも結構上位な方で、

悲しすぎる結末に言葉を失うかもしれません。

しかし、だからこそ見て欲しい映画であり、

なんの意味もないバッドエンドではありません。

このような物語はアニメではなかなか見られないと思うので是非。

 

 

 

ロリータ

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監督は大巨匠のスタンリー・キューブリック

ストレートすぎるタイトルですが、この映画と同タイトルの原作小説が

現在でも使われるロリコン」「ゴスロリ」の名前の由来なのです。

本当は、90年代以降くらいでカラーの映画だけを紹介したかったのですが、

この作品は白黒です。そして吹き替えもないのでご注意を。

とりあえず、「ロリータ」の起源を知ってもらいたいためだけに紹介。

 

 

 

ガタカ

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監督はアンドリュー・ニコル

遺伝子で全てを決められる未来世界を描いたSF映画。

ちなみに声優の金元寿子さんは、

この映画をお気に入りの映画の一つにあげられています。

SF映画らしい、難しい言葉が多く出ることもなく、

静かな空間で、静かに物語が進んでいきます。

NASAが選ぶ、最も現実的なSF映画第1位の本作。オススメです。

 

 

 

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

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監督は名匠デヴィッド・フィンチャー

この映画で筆者が特にオススメしたいのは吹き替え。

ブラッド・ピットケイト・ブランシェットが共演したこの映画。

ブラッド・ピットの吹き替えを担当しているのは、おなじみ山寺宏一さん。

山寺さん自体は多くの吹き替えに出演されており、薦めるとすればどれなのか

という話にもなりますが、今回はこれを推したいと思います。

やはり山寺さんは凄いと改めて感じることができるかと思います。

そしてもう一つ、諸星すみれさんも出演されているのでその点でもおすすめ。

さすがの諸星すみれさん、このときから非常に魅力的な声と演技です。

 

 

 

シンドラーのリスト

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監督はあの有名なスティーブン・スピルバーグ

スピルバーグ監督といえば、多くの人には「E.T.」とか「ジョーズ」とか

ジュラシック・パーク」あたりの娯楽映画が有名かと思います。

もちろんそれらも素敵な作品ですが、筆者としては戦争映画の面での

スピルバーグ監督作品も推したいと思います。

いま、日本は戦後70年であったり、政治的な出来事で

戦争に対して非常に考えるべき時期になっていますが、

ホロコースト」を描いた作品として、ぜひ見て欲しい映画です。

また、あのスピルバーグ監督が

はじめてアカデミー賞の作品賞と監督賞を受賞した映画でもあります。

90年代に公開された映画ながら白黒の映画になっていますが、

最後までぜひご覧いただきたい。

吹き替えはあるのでご安心ください。

 

 

 

ということで、今回はわりとメジャーなラインナップでお届けしました。

アニメファンの方、声優ファンの方、そうでない方も

見たことがない作品がありましたら、ぜひご覧になってください。

 

 

 

<文:相沢コゼット(FICTION ART MATE)>


ニュースサイト「FICTION ART NEWS」

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