クレジットカードに記載されている「番号」には、ちゃんとした意味があることをご存知でしたか?
これから、クレジットカードデビューをされる方はもちろん、既にクレジットカードを利用されている方でも、番号の持つ意味は、ほとんどご存知では無いでしょう。
実際に知らなくても、クレジットカードは利用出来ますし、何の不便もありませんものね。
ですが、知っていると割と便利だったり、うんちくとして覚えておけば、飲み会などのネタにもなりますよ!
今回は、「知って納得出来る」そんな情報を、みなさんにお届けしたいと思います。
「クレジットカード」表面には、5つの情報が記載されている!
クレジットカード表面には「カード名・カード番号・有効年月日・氏名・国際ブランド」の5つの情報が、表示がされています。
そして、各情報を記載する位置は、ほぼ決まっているのですよ。
各情報のカード面の表示位置
| カード名 | カード番号の上(ロゴのみのカードも有) 例)三井住友カード |
|---|---|
| カード番号 | カード中央 例)4980 0001 2345 6789 |
| 有効年月 | カード番号の直ぐ下 例)05/19 (2019年5月の意味) |
| 氏名(ローマ字) | カード一番下 例)TAROU VISAYAMA |
| 国際ブランド | カード右側下or上 例)VISA |
上記の表示位置が、基本的な記載場所となっています。
読み方を注意する情報としては、「有効年月」は気をつけましょう。
表示は「月/年」の順になっていますので、インターネットなどでクレジットカード決済を行なう場合は、入力の順番に注意しないといけませんよ。
有効なクレジットカードとして、認識してくれないのでご注意下さいね。
カード面「中央」にある、カード番号が持つ意味とは!?
クレジットカード「中央」にある「カード番号」が持つ意味を、ご説明しましょう。
「国際ブランド」で、番号の桁数が異なる
基本的に良く見るカード番号は、「4桁 4桁 4桁 4桁」の16桁で表示されていますが、「国際ブランド」によって桁数が異なってくるのです。
| VISA・MasterCard・JCB | 〔 4桁 4桁 4桁 4桁 〕 | 16桁 |
|---|---|---|
| American Express | 〔 4桁 6桁 5桁 〕 | 15桁 |
| Diners Club | 〔 4桁 6桁 4桁 〕 | 14桁 |
桁数が違う理由は、クレジットカードの種類を識別や分類する為に「ISO/IEC 7812」と言う、国際規格で制定されているからなのです。
さらに、先頭から6桁が「BIN:銀行識別番号」または、「IIN:発行者識別番号」と呼ばれる番号で、先頭の6桁で「カードの発行会社」が判るようになっています。
ですから、インターネットでクレジットカード決済を行なう際に、次のケースだと有効なクレジットカードとしては認識してくれないのです。
- カード種類で、VISAカードにチェック
- カード番号を、3541 0101 9876 5432と入力
このケースだと、なぜ認識してくれないのかと言うと、最初の6桁が「VISA」では無い番号を入力しているからなのです。
VISAカードの認識番号は「4980 01」または「4986 32」など、4から始まる6桁なのです。
さらに細かく言うと、「最初の4桁と、次の2桁」の組合せによって、「VISAカード」を発行しているカード会社が判ってしまうのです。
VISAカードの識別番号の例
- 4980 01:SMBC ANA-VISA
- 4980 05:楽天カードVISA
- 4986 32:UFJ-VISA
- 4986 94:JR東海エクスプレス・カード(Visa)
同じ「VISAカード」でも発行会社によって、上記のような番号に分類されているのです。
カード番号「最初の1桁目」が意味するのは「産業種別」
ここでは、国際規格の「ISO/IEC 7812」にて、規定されている「カード番号」の各桁の意味を、少し詳しくご説明しますね。
最初の1桁目は「MII:主要産業識別子」と呼ばれていて、発行会社の産業分類の識別をしているのです。
- 0 ISO予約値
- 1 空港関連
- 2 空港関連・将来発生される産業
- 3 旅行・娯楽・銀行・金融関連
- 4 銀行・金融関連
- 5 銀行・金融関連
- 6 運輸・銀行・金融関連
- 7 石油関連
- 8 ヘルスケア・医療・通信関連
- 9 国毎に割当可能な数字
以上の「産業別に分類」されています。
各分類に、どんなクレジットカードが該当するのか、次からご説明しますね。
カード番号「最初の6桁」で、発行会社が判る仕組みに!?
先にもご説明したとおり、最初の6桁は「IIN:発行者識別番号」と呼ばれていて、クレジットカードを発行する会社を識別する為に割当られています。
1桁目を含んで分類されていて、代表的なカード分類は次のようになっています。
0から始まる番号のカードは「国際ブランド」でないカード
- 0129 01 VIEWカード(JR東日本発行)
- 0129 69 GRANDUO ポイントカード
0から始まるカードは、上記カードなどで「国際ブランド」との提携の無い、単独のカードでした。
やはり「国際ブランド」で無いと不便なようで、利用者の利便性を図る意味で「VISA」などの「国際ブランド」との提携カードに順次変更されています。
ですから、現在では見かけることは無いクレジットカードですね。
1及び2から始まる番号のカードも、現在は存在しない!?
- 1001 96 ANA MILEAGE CLUB Edy
- 2000 00 イズミヤカード(プロパー)
1及び2から始まるカードは「Edy」や「プロパーカード」(提携カードではなく発行会社単独のカードの事)に割当られています。
ですが、「Edy」は「楽天Edy」に統合されていますし、「イズミヤプロパーカード」も「国際ブランド」の提携カードに切替えられているので、これも見かけることは無いでしょう。
3から5で始まる番号のカードが、最も多く存在する番号!
- 3540 08 JCB
- 3542 59 YAHOO!JAPAN JCBカード
- 3584 10 AEON JCB
- 3691 15 Diners-Black
- 3761 04 American Express
- 4220 02 Life-ライフカード VISA
- 4297 69 楽天カード VISA
- 4538 87 Yahoo! JAPAN VISA
- 5166 45 au Wallet・WebMoney Card
- 5208 48 UFJ マスター
- 5210 12 楽天カード Master
3から5で始まるカードは、上記のようなカードとなっていて、産業分類では「金融関係」に属したカードで「国際ブランド別」では、次のきまりとなっているのです。
| 最初の1桁 | 国際ブランド |
|---|---|
| 3 | JCB・American Express・Diners Club |
| 4 | VISA |
| 5 | MasterCard |
このパターンの番号が、もっともポピュラーなカード番号となっています。
6及び7から始まる番号のカードは、交通系のカード番号
- 6101 90 JTB TRAVEL POINT CARD
- 6930 50 イオンプロパー
- 7611 27 AEON ETCカード
- 7800 01 三井住友カード ETCカード
6及び7から始まるカードは、産業分類が「運輸または石油関連」となっていて、「JTBのプロパーカード」や「ETC専用カード」へ割当られているようです。
いずれも「プロパーカード」への割当なので、「VISA」などの「国際ブランド」との提携カードになっている場合は、3から5で始まる番号となります。
現在では「ETC専用カード」を除き、6で始まるカードは、ほとんど見かけることは無くなっています。
8及び9から始まる番号のカードは、存在しない!?
この番号で始まるカードは、見たことが無いでしょう。
ネットで調査してみましたが、どうやら日本には存在していないようです。
カード番号7桁目から最終2桁目は「口座番号」を意味する!
この部分は「口座番号」を示してします。
銀行のように、口座開設はしていないので、個人特有の番号と言うことですね。
- VISA・MasterCard・JCBは、7桁~15桁まで
- American Expressは、7桁~14桁まで
- Diners Clubは、7桁~13桁まで
「カード番号最終桁」は、とても重要な数字だった!
カード番号の最終桁は、「チェックデジット」としての意味を持っています。
この「チェックデジット」とは、検査用の文字(数字)のことです。
これまでの説明で、カード番号は「産業分類・発行会社・口座番号・検査用数字」の4つの意味を持っていることが、お判り頂けたと思います。
カード番号はとても重要な番号なので、絶対に他人に教えたり、控えられたりしてはいけませんよ!
「カード裏面」にも、重要な番号が存在している!
表面のカード番号も重要なのですが、実は、同じように「重要な番号」が、カード裏面にも存在しているのです。
「セキュリティコード」と呼ばれる番号のことで、ネット上の決済などで必要となる番号なのです!
「カード不正使用」を防止する重要な数字です!
「セキュリティコード」と呼ばれる由縁は、文字が表すとおりクレジットカードの「セキュリティ」の為にある数字だからです。
裏面の磁気ストライプの中には、この番号は格納されていませんので、カードを持っている人にしか判らない番号なのです。
「カード番号」と「セキュリティコード」が、一致しなければ決済出来ない仕組みになっているので「カードの不正使用」を防ぐ為の重要な番号なのです。
「セキュリティコード」の印字場所は、カードによって違う
「セキュリティコード」は、クレジットカードによって、表示場所や表示の方法が異なっています。
まとめてみると、次の表のようになります。
| VISA・MasterCard・Discover・JCB・Diners Club |
|---|
| カード裏面「署名欄」の右側にある3桁の数字です。 例)「1234 567」の場合は1番右から3つの「567」が該当します。 |
| American Express |
| アメックスのみ表面に印字してあります。 カード番号の右上に印字してある4桁の数字です。 |
この番号の意味を知らないと、ネットでの決済時に「セキュリティコードを入力してください」と表示されて焦ってしまいますので、ぜひ覚えておいてください。
この番号は、クレジットカードの「不正使用」を防止する役目をしていますので、絶対に他人に知られないようにしてください。
また、署名欄に名前を書く時に、油性のマジックなどで、番号を消してしまわないように注意してくださいね。
情報漏れには要注意!カード番号は大切な番号なのです
磁気ストライプをリーダーに通さなくても「カード番号」と「セキュリティコード」があれば、インターネットで決済を行なうことが可能となります。
安易に他人に見せたり、貸したりする行為は絶対にしてはいけないことです。
正しい使い方を学んで、便利なカードライフを楽しんで下さいね!
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