あなたが「早起き」できない5つの理由 〜本『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』
正直いいます。
朝4時起きが良いとか、早起きすれば朝の時間を有効活用できるとか、そういう話はこれまで散々聞いてきました。
でも私はひねくれているのか、「そんなに無理して早起きしなくても良いのでは?」とも思っていました。
ところが、本『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』のタイトル、そして表紙をめくったところに書かれているこのフレーズが刺さりました。
仕事に間に合うように起きる時間を決めることは、受け身でその日をスタートすることなのです。朝、何時に起きていますか?
会社の始業から、起きる時間を決めていませんか?
その時間に起きている理由が、「会社に間に合わないから」というのでは、受け身の人生です。
たった30分でも自分の意志で早く起きることで、人生の主導権を取り戻せます。
仕事が理由ではなく、自らの理由で起きる時間を決めれば、能動的に余裕を持って、自分の人生の主導権を握って1日を過ごせるというわけです。
とはいえ、早起きはなかなか難しい。
挫折した経験のある方も多いでしょう。
今日は本書から、あなたが「早起き」できない5つの理由をピックアップして紹介します。
1. 一気に起床時間をシフトしてしまう
「5時起きしたい!」という目標があれば、さっそく翌日から「5時起き」を目標にしてしまうのは、むしろ普通ですね。「明日から5時起きするぞ!」と気合いっぱいに朝型生活に挑むのはいいのですが、7時起きのところを一気に5時起きにすると、体内時計がびっくりします。やる気はわかりますが、一気に変化しようとすると、それだけ習慣引力の抵抗も大きくなります。
P.049
でもそんないきなりというのはダメなのだそうです。
哲学者・ 小川仁志さんは著書の中でこんな面白いことを言っています。
こう聞くと、焦らずに少しだけ早起きしてみるのも面白いかも、と思えてきますね。いつもより少し早起きして5分早く家を出たら、いったい何が起こるでしょうか?(中略)
たった5分ずらすだけで、いつもとは別の世界になるのです。本『たった1日で人生を300倍面白くする方法 』P.028
2. 早起きするのに早寝していない
睡眠時間を削ってしまっては、早起きを継続するのが難しいのは当然ですよね。起きる時間だけを早めてもすぐに挫折します。なぜなら、多くの人は寝る時間を変えていないため、寝不足になるからです。
P.050
早起きするなら、「寝る時間」にフォーカスすることが大切なのです。
3. 早起き+αを同時にやろうとする
多くの人は、「早起きして勉強する!」「早起きしてジョギングする!」などと習慣目標を決めますが、実は2つの習慣を同時に始めようとしていることに気づきません。
習慣化は1つだけでも大変です。
欲張って色々始めようとすると失敗する原因になります。P.054
「早起きしてジョギングする!」という目標は、「早起き」+「ジョギング」なのです。仕事の時間や飲み会、土日のリズムなど、すべての習慣を一気によくしようとしても、扱う量が多すぎて大変です。
P.051
「毎日早起き」だけでも難しいのに、同時に「毎日ジョギング」も習慣化しようと思ったら、難しいですね。
問題を小さく分ける(チャンクダウンする)ことが大切なのです。
4. 突発的な予定に振り回される
私たちはロボットではありませんから、毎日同じ時間に仕事を終えて、同じ時間に帰宅し、同じ時間に寝る、というのは意外と難しいものです。早起きが難しいのは、突発的・イレギュラーな予定が発生することが大きな要因です。たとえば、出張や急な残業、つき合いの飲み会、土日の家族との予定などがあります。一定のリズムで生活を送れるわけではありません。(中略)
大切なのは、生活をコントロールする「規律」と、イレギュラーに対応する「柔軟性」の両方を兼ね備えることです。P.051
「突発的な予定が入る」ことを前提として、その対策を考えておくことが大切なのですね。
5. 早起きの明確な理由がない
思い出したのは、小学生の頃に毎朝6時に起きていたこと。なぜ、早起きをするのか?
どのようなメリットがあるから、朝型生活にするのか?
骨太の理由が、挫折に導く誘惑からあなたを救ってくれるのです。P.052
そんなに早く起きなくても学校には間に合うのですが、大好きな『早見優のアメリカンキッズ』というTV番組が見たくて早起きしていたのです。
早起きに「骨太の理由」があったから、家族よりも早起きして一人で観ていたわけですね。
ただ何となく「早起きするぞ!」では難しいでしょう。
まとめ
「早起き」に挫折してしまう原因がわかったところで、ではどうすれば良いのか。具体的な技術についてはぜひ本書を読んでみてください。
著者の古川さんは習慣化コンサルタントとして、実際に何人もの早起き習慣を支援してきた実績があり、「机上の空論」ではないところが本書の魅力です。
- 第3章 根性や意志力に頼らない「起きる技術」
- 第4章 理想の生活習慣に変わる5つのステップ
- 第5章 短時間で仕事を終わらせる高密度仕事術
残業、残業でつい寝る時間が遅くなってしまう方にとって、この第5章は。
私はというと、まず「早寝」ができません。
どうしても夜更かししてしまいます。
ただ、本書から良いヒントが得られました。試してみます。
あなたも、「頑張る」や「気合で」はもうやめて、「技術で」早起きしてみませんか?
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