小林舞子、鈴木逸弘
2015年8月21日23時43分
今月15日に噴火警戒レベルが3(入山規制)から4(避難準備)に引き上げられた鹿児島市の桜島について、気象庁の火山噴火予知連絡会は21日、規模の大きな噴火が起きる可能性は15日時点に比べて低下している、との見解を公表した。地下で新たにマグマが上昇したが、火口近くまでは至らない状態だという。ただ、今後も注意深く監視する必要があるとしている。
予知連は21日、同市の鹿児島地方気象台で臨時の拡大幹事会を開いて桜島の状況を検討した。気象庁は噴火警戒レベルの引き下げを検討する方針。小泉岳司・火山対策官は「新たにマグマの動きを示す地殻変動がなければ、1カ月以内にレベルの引き下げを考えたい」とした。
桜島では8月15~16日、急激に山体が膨らみ、火山性地震が増加した。予知連によると、これは南岳山頂直下の海面下1~3キロの領域を中心に約200万立方メートルのマグマが入り込み、圧力が高まったためと考えられる。
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朝日新聞社会部
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