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 大阪府高槻市の運送会社の駐車場で13日夜、両手首と顔を粘着テープで巻かれた8~15歳とみられる女性の遺体が見つかった事件で、女性の両手首付近が青っぽく変色していたことが捜査関係者への取材でわかった。府警は、内出血が起きるほど長時間縛られて激しい暴行を受けた末、殺害されたとみている。

 捜査関係者によると、女性は発見時、顔に粘着テープが何重にも巻かれ、両手首も後ろ手にされてテープで二重三重に縛られていた。両手首付近の皮膚は、ほかの部位に比べて青っぽく変色しているのが司法解剖の際に確認された。強く圧迫、固定された場合に起こる内出血の可能性があるという。

 女性の左腕と左足、左の胸や腹部には刃物で切られたとみられる傷が30カ所以上にあり、頭や顔には何かで殴られたような痕が複数あった。首には圧迫された痕跡があった。

 司法解剖の結果、これらの外傷は死亡する前にできた形跡が確認された。刃物で切られる際に抵抗してできる傷や着衣の乱れが確認できないことから、府警は女性が両手を縛られた状態で暴行を受け、殺害されたとみている。死因は窒息で、死亡推定時刻は13日午後7時ごろ。遺体が発見されたのはその約4時間半後だった。

 女性は医師の所見で8~15歳ぐらいと推定された。府警は行方不明者届が出ている府内の高校生以下の少女らを照会したが特徴が似た人物は見つかっておらず、府外にも対象を広げる方針だ。