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 檀家(だんか)で供えられていたお金を盗んだとして、和歌山県警は13日夜、同県有田市港町の光禅寺の僧侶藤原康伸容疑者(44)を窃盗の疑いで逮捕し、発表した。「盗むようなことは一切していない」と容疑を否認しているという。

 有田署によると、藤原容疑者は、13日午後2時ごろ、お盆の檀家回りで近くに住む無職男性(74)宅を訪ねた際、仏前に供えられていた現金計2万3千円が入った袋5袋を盗んだ疑いがある。藤原容疑者が帰った後、袋が無いのに気づいた男性が不審に思い、追いかけて尋ねたが、認めなかったため、男性の妻が110番通報したという。

 藤原容疑者が男性宅でトイレに入っていたことから、同署員が浄化槽を調べたところ、「お供え」などの文字があるちぎられた袋があったという。同署は、藤原容疑者が証拠隠滅を図ったとみている。

 また、同署には12日にも同寺の檀家2軒から計11万円がなくなったとして被害届が出されており、関連を調べている。