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畠山直哉のゆっくり考えるススメ「写真家は過去と付き合う仕事」
インタビュー・テキスト:島貫泰介 撮影:高見知香(2015/08/10)
8月15日から公開される『未来をなぞる 写真家・畠山直哉』は、東日本大震災以降の畠山直哉の姿をとらえたドキュメンタリー映画だ。本編は、畠山本人が生家の見取り図を描くシーンから始まるが、その家はもうない。彼の故郷である陸前高田市気仙町は津波に呑まれ、多くの人が亡くなった。畠山の実母も亡くなっている。
「都市と自然」をテーマにきわめて理知的な写真を手がけてきた畠山だったが、震災を境に、陸前高田を被写体とする個人的な写真を発表しはじめる。映画は、彼の変化を静かな目線で眺めながら、被災地と写真家の関係を2年という時間をかけて追ったものだ。今回、公開に先立ち畠山直哉にインタビューする機会を得た。震災で向き合った故郷の姿、未曾有の経験を写真で発表する際に生まれた「美しさ」への疑問。さまざまなテーマが織りなすインタビューとなった。
畠山直哉(はたけやま なおや)
岩手県陸前高田市出身。大辻清司の影響で写真をはじめ、大学卒業後は東京に移り活動を続ける。出版には1983年の『等高線』、1996年の『ライム・ワークス』『Citta in negativo』など。1997年に写真集『ライム・ワークス』、写真展『都市のマケット』により第22回木村伊兵衛賞受賞。2001年には世界最大の国際美術展である『ヴェネツィア・ビエンナーレ』に日本代表の一人に選ばれている。同年、写真集『アンダーグラウンド』により第42回毎日芸術賞を受賞。2012年、個展『Natural Stories』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2012年『気仙川』、2015年『陸前高田2011-2014』を刊行。
畠山 直哉 | タカ・イシイギャラリー / Taka Ishii Gallery
映画の冒頭に映っているのは、まだ何も知らない自分なわけです。その4日後に陸前高田の状況や、母が亡くなっていることもすべて理解するんですけど、映像を見て「ああ、このときの直哉は何も知らない」と。
―『未来をなぞる 写真家・畠山直哉』では、冒頭に海外のテレビ番組の映像が登場します。東日本大震災が起きた直後の3月14日、故郷の陸前高田にバイクで向かう畠山さんを、新潟県の道の駅でノルウェーのテレビ局スタッフが偶然インタビューしたもので、こんな映像があったのかと驚きました。
畠山:震災から1年後くらいに僕の所属するギャラリー(タカ・イシイギャラリー)に突然連絡が来て、ヨーロッパであれがオンエアされていたことを知りました。あの映像に映っているのは、陸前高田や家族に起こったことをまだ何も知らない自分なわけですよ。その4日後にすべてを理解することになるのですが、「ああ、このときの直哉は何も知らない」と思いました。ショッキングな体験でしたね。
―映画では、あまり知られていない畠山さんの姿が多く登場します。バイク好きなところとか、陸前高田の同級生と方言で話すところとか。
畠山:写真を撮っているところとかね(笑)。普段人前ではべらべらしゃべってばかりいるから、写真を撮る人だってことを忘れられちゃっていると思うんですよ。知人たちからは「やっぱり写真撮ってるんだね!」とたくさん言われました(笑)。もともと写真は、見ている人に撮影者のことをあまり意識させないものですからね。
―畠山さんは文筆家や講演者としても活動されることが多いですから、そういう印象があるのかもしれませんね。でも「写真が撮影者のことを意識させない」というのは、きわめて冷静に、ニュートラルな客観性を保って撮られている畠山さんの作品の性質ゆえかもしれません。これは映画を見た感想なのですが、「じっと物事を見る人だ」という印象を受けました。それは、畠山さんの作品の核、制作態度にも関わってくるものではないでしょうか?
シリーズ『Underground』より、Tunnel#6205(1998年)
畠山:それは写真家として、当然と言えば当然ですね。写真家の仕事って撮影じゃなくて、見ることなんですよ。例えば、ぼんやりと町を2人で歩いていてね、「ほら、あんなものがあるよ」っていうふうに、写真家はよく気がつきます。「よく気づきますね、目がいいですね」って言われますけど、写真家だったら「まあ仕事ですから」って言いますよ。
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