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韓国軍 “北朝鮮非難”の放送11年ぶり再開8月11日 19時11分
韓国軍は、南北の間の非武装地帯で北朝鮮が埋めた地雷が爆発して韓国軍の兵士2人が大けがをしたことを受け、軍事境界線近くで大音量のスピーカーを使って北朝鮮の体制を非難する放送を11年ぶりに再開するとともに、現場周辺の警戒を最高レベルに引き上げるなど緊張が高まっています。
ソウルの北西、キョンギ(京畿)道パジュ(坡州)では、今月4日、北朝鮮との軍事境界線から韓国側に400メートルほどの非武装地帯に埋められていた地雷3つが爆発し、偵察をしていた韓国軍兵士2人が大けがをしました。
爆発した地雷について、韓国軍は、現場に残されていた破片などから北朝鮮軍が埋めたものだと断定し、報復として、10日から、軍事境界線に近い2か所で、大音量のスピーカーを使って北朝鮮の体制を非難する放送を11年ぶりに再開しました。
これに伴って、韓国軍は、北朝鮮側の反発が予想されるとして、放送が行われている現場周辺の警戒を最高レベルに引き上げるとともに、無人偵察機や対戦車ミサイルを増強するなど緊張が高まっています。
また、韓国大統領府の報道官は、11日、「今回の事件は北朝鮮軍が軍事境界線を不法に侵して地雷を埋めた、明白な挑発行為だ。停戦協定と不可侵の合意に違反したことを謝罪し、責任者を処罰することを要求する」と述べ、北朝鮮側を厳しく非難しました。
爆発した地雷について、韓国軍は、現場に残されていた破片などから北朝鮮軍が埋めたものだと断定し、報復として、10日から、軍事境界線に近い2か所で、大音量のスピーカーを使って北朝鮮の体制を非難する放送を11年ぶりに再開しました。
これに伴って、韓国軍は、北朝鮮側の反発が予想されるとして、放送が行われている現場周辺の警戒を最高レベルに引き上げるとともに、無人偵察機や対戦車ミサイルを増強するなど緊張が高まっています。
また、韓国大統領府の報道官は、11日、「今回の事件は北朝鮮軍が軍事境界線を不法に侵して地雷を埋めた、明白な挑発行為だ。停戦協定と不可侵の合意に違反したことを謝罪し、責任者を処罰することを要求する」と述べ、北朝鮮側を厳しく非難しました。