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こういう話を色んな地域で聞きます。ほんとに、その通りだと思います。まずは地元の子ども達に地域に残ってもらう。大事ですよね。

「地域教育」というものが学校や地域でされるようになってきました。

良いものも沢山ありますが、中にはちょっと微妙だなと思うものも。「正しい正解」みたいなものを先回りして教え込み、ここに残そう、というスタンス。これが度を過ぎると、ちょっと違和感が出てきます。


私自身は、子どもたちは大きな世界を見る視野を持った上で「自分で感じとる」ように出来ればいいなあって思います。田舎にいても、それが出来るように環境を整えてあげたいと。


「諦めてここにいる」のではなく「ほかの場所も素敵だけど、自分はここが好きだからあえて暮らす」そう選べるように育ってくれれば嬉しい。違うなら違うでいいしね。自分の子どもでなくても、ここが好きで来てくれる人がいればいい。血縁なんて超えた大家族をつくればいい。


逆に言えば、もし地域の子ども達に地域に残って欲しいなら、もっと地域で暮らす大人が自信を持って生きることなんじゃないかな。「なんちゃあない、こんなところ」「シゴトもないし」なんていうのではなく、楽しく、いきいきと生きる姿を見せること。


「田舎のただの暮らし自体が素晴らしいものだな」とわたしなんかは感じますし、最近では色んな地域活動もさかんになってきました。田舎でしかできないアクティビティも増えていて、すごくレアな体験をさせてもらえるなって思います。


移住者やUターンの方には、新しい今まで地域になかったシゴトをする人もいて、自分で自分を雇用したり、新しいシゴトを生み出している。今時、世の中ではあまり会えない面白い大人に会える状況ができつつあります。


そんな大人の楽しそうな姿、この地域だからこそ出来ることを見て育てば、今までとは違う「地域で生きるというイメージ」が自然と体にしみこんでいくんじゃないかな。


一度離れたとしても、勝手に地域が盛り上がっていると「Uターンしようかな」と言う人は増えてきます。最近、東京などで移住カフェイベントをすると、今までは関心が薄かった地元出身の若い方がいらっしゃるようになってきました。「なんか、最近SNSとかネットで見てると、うちの地域楽しそうだから様子を知りたくて」「あわよくば帰りたいなと思って」誘わなくても、知れば寄ってくる。こういう流れはとても嬉しいです。


教え込むのもいいけど、自分で感じ取れ選択できる子に。そして大人は楽しく暮らし働いて生きること。姿を見て、感じ取ってもらえる生き方がしたいなと思います。


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■著作エッセイ漫画
山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~
山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~ [コミック]










■私がオーナーをしている、自然派菓子工房「ぽっちり堂」
山の素材で手作りした優しいお菓子ギフト・内祝い