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2015年8月 8日
大阪府泉佐野市のりんくう総合医療センターは7日、産婦人科病棟勤務の職員1人が結核にかかったと発表した。職員と接触した可能性がある新生児298人について、感染の有無を確認するためのツベルクリン反応検査を行う。職員の家族や他の職員は発症していないという。
センターによると、職員は6月中旬からたんがまじったせきの症状があり、7月30日に府内の病院を受診。精密検査した結果、今月3日に結核に感染したことが確定した。センターは5日付で、4月1日から7月26日の間に入院した新生児298人に対し、検査を呼びかける案内を送った。新生児は9割が府内に住んでいるという。
(朝日新聞 2015年8月8日掲載)
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