先週開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)の一連の外相会議では、複数の声明が次々と発表されたが、例えばその中のASEAN外相会議共同声明、韓国-ASEAN外相会議議長声明、ASEAN-韓中日外相会議議長声明では異例にも北朝鮮(DPRK)を名指しして国連決議の順守を求めた。例えば北朝鮮による弾道ミサイル発射について大きな懸念を示し、また韓半島非核化についても完全かつ検証可能で後戻りできない形での実行をあらためて要求した。またASEAN10カ国外相会議後に発表された声明には、この会議に韓国外相が参加していなかったにもかかわらず、北朝鮮に対し「国連安保理による全ての決議と9・19共同声明の完全順守」を求める内容が盛り込まれていた。
これらの声明が出された「ASEAN地域安全保障フォーラム」の開催地となったマレーシアのクアラルンプールでは、中国外相が14の国や地域の外相らと精力的に個別の会談を行ったが、北朝鮮外相との会談には応じなかった。このように孤立を深める一方で、その統治スタイルは今なお誰も理解しがたい異常なやり方で行使されているのが北朝鮮における現在の状況だ。北朝鮮は今年10月にも宇宙ロケットに偽装した長距離弾道ミサイルの発射を強行するものと予想されている。つまり誰が何と言おうと自分たちのやりたいようにやるのが彼らの行動パターンであり、考え方なのだ。そのためわれわれは金正恩氏の動きとその目標に対しては引き続き徹底した監視を行い、実際にそれに対応するに当たってはわずかの隙をも見せてはならない。