IT富豪ランキングに韓国人5人=李健熙会長は19位

 米経済誌フォーブスは7日、IT(情報技術)業界の富豪100人のランキングを発表し、マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ氏が資産796億ドル(約9兆8800億円)でトップとなった。また、オラクル、アマゾン、フェイスブック、グーグルなど米主要IT企業の創業者が5位までを占めた。世界の起業基地として知られるシリコンバレーがある国らしく、富豪ランキング100人のうち51人が米国人だった。分野もテスラ(自動車)、ワッツアップ、リンクトイン、スナップチャット(SNS)、ウーバー(交通)、エアB&B(宿泊)など多様だ。

 韓国人はサムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長(19位)、李在鎔(イ・ジェヨン)副会長(29位)など5人がランクインした。

 起業家第1世代としては、スマイルゲートの創業者、クォン・ヒョクビン氏が最高順位だった。クォン氏はオンラインシューティングゲーム「クロスファイア」を開発し、中国、ブラジルなど世界市場で年1兆ウォンを超える売り上げを記録している。ゲーム企業ネクソンの創業者でNXC代表の金正宙(キム・ジョンジュ)氏は79位、ダウムカカオの創業者、金範洙(キム・ボムス)氏は92位だった。

 一方、ランキングには中国人20人が名を連ねた。電子商取引大手アリババの創業者、馬雲(ジャック・マー)氏が7位で、米国人以外で唯一トップ10圏内に入った。そのほか、テンセント(騰訊)の創業者、馬化騰氏、小米(シャオミ)の創業者、雷軍氏、百度(バイドゥ)の創業者、李彦宏氏ら40代の「若き血」が20位圏内に何人も入り、「チャイナパワー」を見せつけた。

 日本人ではソフトバンクの創業者、孫正義氏(17位)、楽天の創業者、三木谷浩史氏(23位)の2人が入った。

朴淳燦(パク・スンチャン)記者
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