ナッツ・リターンに便乗、韓進幹部に金品要求した男逮捕

 野党・新政治民主連合の文喜相(ムン・ヒサン)議員が側近を通じ、妻の兄弟が大韓航空に入社できるよう請託をしたとされる問題について捜査を行っているソウル南部地検刑事5部(チェ・ソンファン部長)は今月26日、いわゆる「ナッツ・リターン」事件で逮捕・起訴された大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長との関連で便宜を図るとし、株式会社韓進(大韓航空など韓進グループの中核会社)から金品を受け取ったとして(あっせん収賄容疑)、法曹ブローカーの男(50)を逮捕した、と28日発表した。検察によると、男は趙前副社長が逮捕・起訴されたのを受け、韓進のソ・ヨンウォン社長側に「法曹界に知り合いがいるので、趙前副社長に対し便宜を図ることが可能だ」と持ち掛け、金品を受け取った疑いが持たれている。検察の関係者は「男はナッツ・リターン事件が大問題になるとみて、意図的にソ社長側に接近し、金銭的な利益を得ようとしたものと把握している。男はは趙前副社長や韓進社、大韓航空とは無関係な人物だ」と話した。

 検察は今月8日、文議員が韓進側に対し、妻の兄弟が大韓航空に入社できるよう請託を行ったという疑惑について捜査を行うため、趙亮鎬(チョ・ヤンホ)韓進グループ会長の側近であるソ社長と、韓進海運のソク・テス社長を参考人として呼び、事情聴取を行った。検察は両氏に対する捜査を行う過程で、ソ社長側が法曹ブローカーの男に金を渡した事実を突き止めたという。

崔燕真(チェ・ヨンジン)記者
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