>今週のお題「ゾクッとする話」
あれは、高校生の時。
夜中に目が覚め、トイレに行こうと思いました。
ぼくの実家は市営団地で、非常に狭い。ふすま1枚開ければそこはリビング兼父親の寝る部屋。
ちなみに母は妹と2人で4.5畳間。
そしてぼくは6畳間に兄と2人でした。
ただ、兄はその前の年に自衛隊に入隊したので家にはおらず。理由は忘れたけど、妹もその日は家にいませんでした。
そしてトイレに行こうと思い、ふすまを開けました。まさかそんなことをしているとは思わなかったので、勢いよくガラッと開けました。
すると、暗闇の中で動く人型の何かが2つと、すすり泣くような女の声。
寝ぼけていたのか、その正体が「夜のプロレス」だったというのを理解するのには、多少時間がかかりました。
父は焦ったように四つん這いでこっちに来て「何!?どうかした!?」と言ってきました。真っ暗だったのですが、全裸であることは分かりました。
母親の姿は、暗くてよく見えませんでした。
ぼくは「いや、トイレに行こうと思って...」とだけ言ってトイレに行きました。戻ってきたころには、2人は普通に寝ている状態になっていました。
当時は高校生だったのでどうしたらいいかも分からず、そのまま部屋に戻って寝て、翌日以降も何事もなかったかのように過ごし、今に至ります。
もう高校3年生だったから冷静でいられたのかもしれませんが、中学生とかだったら騒いでたかもな...。
「ゾクッとした話」となると怖いとか気持ち悪い系の話になりそうですが、これはただただビックリした話でした。
おわり。