ガソリン安、120円台も 夏休みの家計にプラス
産経新聞 7月26日(日)7時55分配信
原油安を背景に、ガソリン価格が下がっている。21日時点でレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は143円50銭と、1年前に比べ15%程度低い水準。市場では原油安は当面続くとみられており、夏の行楽シーズンを迎えた家計にプラスとなりそうだ。
ガソリン価格が下がってきたことで、「これまでは千円、2千円と指定して給油する人が多かったが、最近は満タンにする人が増えている」(東京都世田谷区のガソリンスタンドの女性店員)という。
経済産業省資源エネルギー庁によると、21日時点の全国平均価格は2週連続で値下がり。東京都の平均価格は145円40銭だが、販売激戦区とされる世田谷区の環状8号線沿いの一部セルフスタンドでは、120円台となっている。
ガソリン価格が下がっているのは、原油安が続いているためだ。原油先物相場は、指標となる米国産標準油種(WTI)が昨年7月に1バレル=100ドルを超えていた。だが、WTIは24日のニューヨーク市場で一時、約4カ月ぶりの安値となる1バレル=47・72ドルまで下落(終値は前日比0・31ドル安の48・14ドル)するなど、足元は半値以下の水準だ。米国のシェールオイルの生産拡大や、中国経済の減速などによる供給過剰懸念が価格を押し下げている。
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