CMは広告。企業なり商品を「売るため」に存在する。つまりCMで言わなければいけないのは「この商品(企業)はどこが優れているか」という差別化ポイントと言える。そんな「CMの使命」を一切無視した乱暴すぎるCMが話題になっている。熊本の学習塾「英進館」のCMだ。まずは見て欲しい。
何が凄いって、最後のナレーションコピー「合格へと歩み続ける君に」も、おさえのコピー「それでも合格する学力を」も、この学習塾が何を提供しているかが分からないことだ。「もう何でも良い。ただ面白いCMが作りたかったんだ」がにじみ出たCM。この企画をやりきったプランナーもあっぱれだが、この企画をプレゼンされて怒らなかったクライアントにスタンディングオベーションを送りたいと思う。
因みに別バージョンも発見したので紹介しておきたい。もう無茶苦茶だ(笑)
英進館CM :「それでも、合格する学力を」卒業式編 60秒ver - YouTube
英進館CM:「それでも、合格する学力を」 60秒ver - YouTube
あるあるだけで終わらせきる勇気だけを評価しておく。
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