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ゆとりずむ

津田沼在住、茅場町勤務のなんちゃってSE。金融、時事、節約、会計等々のネタを呟きます。

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東芝について改めて調べてみた

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こんにちは、らくからちゃです。

東芝の一件、盛り上がっていますね。弊社でも、昨日の部署内流行語対象が『チャレンジ!』でした。

  • 『ちょっとらくからちゃ君、この進捗はチャレンジが足らないよ?』
  • 『いやあ、これ以上チャレンジすると粉飾になっちゃいますよ』
  • 『そこをどうにかしてくれないと〜。チャレンジ精神を持ってね!』

ブラックだΣ(゚д゚lll)

とまあそれはさておき、弊社のお取引先にも、『東芝』と名前のつく会社さんも何社か御座います。思えば『なんか大きい会社なんだろうなあ』というくらいの感覚はあるのですが、電気機器お騒がせ四天王(ソニー・シャープ・パナソニック・東芝)の中でも、いまいち製品のイメージがつかめません。

そこで今回は、普段余り良く知らないこの会社について、ちょっと調べてみることにしてみました。

チャレンジ、チャレンジ♪

電気機器お騒がせ四天王各種比較

 まず最初にお約束

  • 数値は直近(2014年度)連結決算のもの
  • 東芝の数値についてはチャレンジ精神溢れる決算がベース

この2点だけは覚えておいてくれよな!

ちなみに、『東芝がしでかしたこと』はこのへんが詳しいよ。

 売上高と営業利益率

まずは収益性から。

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おー、こうやってみると、ソニー・パナソニック・シャープはだいたい同じくらいですね。いずれも、6兆円を超えるビッグカンパニー。シャープは民生品がメインなので、下回るのは仕方ないですね。しかし営業利益率は、普段スマホゲームで一発当てた会社のものばかり見ていると、そんなものかあって感じですね。ものづくりの世界は厳しいもんだ。

自己資本比率とROE

次に資本効率。

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両方%で分かりづらいけど、左側の軸が自己資本比率で右側がROEね。パナソニックは優秀ですねえ。自社で工場を持っている分、自己資本比率は厚くなるのは当然なのですが、3割は安心できますね。ROEも10%は合格点でしょう。この中に混ぜ込んでいるのが申し訳なくなってきました。

東芝も『チャレンジ前』だとまあまあ優秀ですね。『チャレンジ後』最終的にどうなるのか次第ですが・・・。ソニーは、そろそろやる気を見せて欲しい。

えーっと、シャープ?触れちゃう?あえて触れちゃう?

なにこの『絶対に笑ってはいけない財務報告』。自己資本比率1.54%とか自転車操業もいいところですね。そして、ROEの-197.36%のインパクト。まさに赤字製造機。日本のマスコミのよく使って色々非難されている、グラフの『中略』のなみなみ。本気であれを使いたくなりましたね。

従業員数と平均年収

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ソニーさんは随分スリムな感じですね。パナソニックは、自社で工場も持っているし、多いんだろうなあとは思っていましたが、連結で25万人も居るんですね、凄いなあ。東芝も負けていません、というかこんなに居たんですね。上場企業中7位です。

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出典:連結従業員:株式ランキング - Yahoo!ファイナンス

あとはお給料も皆さんいいですね。羨ましいなあ。ソニーなんて平均でも850万円を超えています。赤字なのにね。東芝はこれからどうなるのかな。

ええ、皆さんの言いたいことは分かりますよ。そりゃあ、ここで賃下げして残った従業員のモチベーションを下げても意味がないのは重々承知ですが、やっぱりシャープのお給料は高い気がしますね。

というか、パナソニックのひとはもう少し怒ってもいいと思いますよ。勿論、いろんな職種構成は違うんでしょうけど、あのシャープと平均年収が30万円しか違わないというのは、業績から見ると少し可哀想です。

セグメント別情報

東芝では、社内におおきく5つの事業グループを持っています。それぞれざっくり説明すると、

  1. 電力・社会インフラ事業グループ・・・発電所とか
  2. コミュニティ・ソリューション事業グループ・・・ITシステムとか
  3. ヘルスケア事業グループ・・・CTスキャナとか
  4. 電子デバイス事業グループ・・メモリとかハードディスクとか
  5. ライフスタイル事業グループ・・・テレビとかパソコンとか

といった形になっております。2014年度のIR情報はチャレンジしすぎた結果か出ておりませんでしたので、2013年度版ですが、並べてみるとこんな感じ。

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目立つポイントは

  • ライフスタイル事業グループの営業損益の小ささ
  • 電子デバイス事業グループの営業損益の大きさ
  • ヘルスケア事業グループの売上高の小ささ

かなあ。やはり民生品は儲からないようですね。そこに軸足を置いてしまったシャープは不幸ですね・・・。そして、いつもお世話になっていますが、メモリやハードディスクは結構儲かっているんですね。もっと赤字なものだと思っていました。ヘルスケアは、小さいながら別立てにしているということは、今後の重点分野なんでしょうね。

以下はIR情報からの抜粋です。ちょっと分かりづらいのですが、グループの並び順は上記と同じです。(参考東芝 投資家情報(IR):アニュアルレポート:2014)

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電力は厳しいなあ。震災も有りましたしね。粉飾はダメ・ゼッタイですが、ここについては政府・東電のグダグダの対応で輸出への影響も大きかったのでしょうから、ちょっと可哀想な気もします。それにしても電子デバイスの伸びは凄いですね。ヘルスケアは重点分野としたのであればもう少し頑張ってほしいなあ。

それで東芝は大丈夫なの?

最初に言っておきます。『投資は自己責任』です。ちょっと直近のチャレンジ精神溢れる決算ではありますが、諸表も見てみましょう。

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えーっとあれですか?現金は持たない主義なのかな?なんだかGMOクリック証券のグラフがおかしい気もしますが、ちょーっと、借り入れに対するバッファが薄いように見えます。

売上債権はとにかく、棚卸資産の比率が高いですね。流動資産に対する流動負債の比率としてはこんなんかなあとも思いますが、案件に問題があった場合の影響は大きいんじゃないでしょうか。

キャッシュ・フローも見ておきましょう。

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とりあえず、現ナマの製造には成功しているみたいですね。ただ、ちょっと投資が多いのかなあという感覚も受けます。この状況下になると、虎の皮一枚の現預金残高が気になってしまいますね。

いかがでしたでしょうか?皆様のお役に立てば幸いです。

ではでは、今日はこのへんで

記事作成所要時間 90分くらい(途中朝飯食っていたため)