戦闘機の整備費用という名目で数百億ウォン(数十億円)をだまし取ったとして起訴された、防衛関連企業の元代表取締役に対し、実刑判決が下った。ソウル中央地裁刑事21部(オム・サンピル裁判長)は13日、ブルーニア社の元代表取締役P被告(53)に対し懲役6年、罰金30億ウォン(約3億2500万円)の判決を、また同業者のC被告(52)に対し懲役3年、罰金15億ウォン(約1億6300万円)の判決を言い渡した。ブルーニア社は航空機の部品を輸入・販売している会社だ。
地裁は判決理由について「防衛産業は軍事力の維持に欠かせないものであり、いかなる利権とも妥協はできない。とりわけ、P被告の場合、代表取締役として犯行を思いつき、最も大きな役割を果たしたという点を考慮した」と述べた。P被告らは2006年、空軍中将として予備役に編入された男性(68)など、予備役の将官らと共謀し、ブルーニア社が実際には購入していない部品を購入したように見せ掛け、防衛事業庁などからKF16型戦闘機などの整備費用として計260億ウォン(約28億1950万円)をだまし取ったとして、特定犯罪加重処罰法の詐欺罪などで逮捕・起訴された。