歴史認識問題で韓日間に確執が生じている中、日本の菅直人元首相が11日、両国国会議員の囲碁親善交流大会に参加し、「1局目は平和に打って勝った。2局目は勝ちに行こうと決めて攻めようとしたところ、それが裏目に出た。政治もこういうことが多い」と語った。
これは、菅元首相が同日、韓国の国会棋友会と日本の囲碁文化振興議員連盟が韓国国会議事堂のサランチェ(客間)で開催した「韓日修交50周年記念議員親善囲碁交流戦」で、元裕哲(ウォン・ユチョル)議員との1局目に勝った後、崔圭成(チェ・ギュソン)議員との対局で負けて述べた言葉だ。
菅元首相は囲碁交流戦のあいさつでも「日本は長い歴史の中で、韓国を通じて多くのことを学んできた。また、さまざまな問題があっても今日、共にアジアの先進国として発展してきた。囲碁の勝負で私たちの闘いが殺し合いの闘いでなく、まさに囲碁で言う大局的な見地に立って、互いが互いを認め合う結果になることを期待している」と語った。