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IMF “ギリシャの巨額債務削減など必要”7月15日 14時58分
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IMF=国際通貨基金は、ギリシャに対する金融支援について、巨額の債務の削減などユーロ圏各国が踏み込んだ措置をとらなければギリシャの財政は安定しないとする新たな分析を公表しました。
IMFは、14日、ギリシャに対するユーロ圏各国の金融支援について、新たな分析を公表しました。
この中では、2018年末までにユーロ圏各国による850億ユーロ、11兆円規模の金融支援が必要になると指摘しています。
IMFは、今月はじめには、ユーロ圏各国による金融支援を含め、総額600億ユーロ余りの資金が必要だとする報告を公表していましたが、新たな分析では、ギリシャの銀行の休業が経済に大きな打撃を与えているなどとして、さらに多額の資金が必要だという見方を明らかにしました。
一方、ユーロ圏各国は、ギリシャが抱える巨額の債務について、今後の金融支援の協議で状況によっては返済期間を延長し、ギリシャの負担を軽減する措置などを検討する姿勢を示しています。
これについて、IMFは、新たな分析で「ユーロ圏各国が考える以上の措置をとらなければ、ギリシャの財政は安定しない」と指摘し、債務の元本の削減などを含め、ユーロ圏各国の踏み込んだ措置が欠かせないという見方を示しました。
この中では、2018年末までにユーロ圏各国による850億ユーロ、11兆円規模の金融支援が必要になると指摘しています。
IMFは、今月はじめには、ユーロ圏各国による金融支援を含め、総額600億ユーロ余りの資金が必要だとする報告を公表していましたが、新たな分析では、ギリシャの銀行の休業が経済に大きな打撃を与えているなどとして、さらに多額の資金が必要だという見方を明らかにしました。
一方、ユーロ圏各国は、ギリシャが抱える巨額の債務について、今後の金融支援の協議で状況によっては返済期間を延長し、ギリシャの負担を軽減する措置などを検討する姿勢を示しています。
これについて、IMFは、新たな分析で「ユーロ圏各国が考える以上の措置をとらなければ、ギリシャの財政は安定しない」と指摘し、債務の元本の削減などを含め、ユーロ圏各国の踏み込んだ措置が欠かせないという見方を示しました。
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