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岩手 中2男子生徒の父親が警察に調査求める
7月12日 12時01分

岩手 中2男子生徒の父親が警察に調査求める
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岩手県矢巾町で中学2年の男子生徒がいじめをうかがわせる内容をノートに書き残し、自殺したとみられる問題で、生徒の父親が地元の警察署を訪れ、事実関係を調べるよう申し入れました。
岩手県矢巾町の中学2年の村松亮さん(13)は担任の教諭とやり取りする「生活記録ノート」や、学校が行ったアンケートに「いじめられている」などと記し今月5日、いじめを苦に自殺したとみられています。
村松さんの父親は12日午前、いじめによる被害者を支援しているNPO法人「全国いじめ被害者の会」の代表とともに地元の紫波警察署を訪れて、これまでの経緯を説明し、事実関係を調べるよう申し入れました。この中では日々の出来事をつづった「生活記録ノート」に、「ずっと暴力」、「ずっと悪口」と、いじめを伺わせる内容が書かれていたことなどを伝えたということです。警察は今後、事実関係の把握を進めるということです。
申し入れのあと父親は取材に対し「息子の学校内の暴力のことを警察でも調べて欲しいとお願いしました。同じような目に遭う子が出ないよう適切に対応してもらいたい」と話しました。
この問題では中学校が全校生徒を対象に行った緊急のアンケートに継続的に叩かれたり悪口を言われたりする様子を目撃したという回答が数多くあったことから、町の教育委員会は、「複数の生徒が関与し、いじめがあった可能性がかなり高い」として、当時の状況などについて調査を進めています。

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