【ソウル聯合ニュース】韓国の輸出が全般的に不振な中、素材・部品分野は好調を維持している。
産業通商資源部は8日、上半期(1~6月)の素材・部品輸出額は前年同期比0.5%増の1343億ドル(約16兆3900億円)、輸入額は同2.6%減の809億ドルだったと発表した。
輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は533億ドルの黒字で、半期ベースで過去最高を記録した。
同部は、世界的な景気低迷による貿易減少、原油安、円安などに伴い、今年上半期に韓国の全体の輸出額が同5.0%、輸入額が同15.6%それぞれ減少したことを踏まえると、素材・部品貿易は堅調な流れを維持しているとの見方を示した。
韓国の輸出に占める素材・部品の割合は2010年の49.1%から11年は46.0%に落ち込んだが、12年は46.3%、13年は47.0%、昨年は48.2%、今年上半期は49.9%に上昇した。
上半期の素材・部品輸出を品目別にみると、非金属鉱物製品(前年同期比29.0%増)、コンピューターと事務機器部品(同28.2%増)、電子部品(8.0%増)、電機機械部品(6.6%増)は増加した。化学物および化学製品(同12.9%減)、繊維製品(同11.7%減)、ゴムおよびプラスチック製品(同7.5%減)、精密機器部品(同4.9%減)は減少した。
輸出先別では、東南アジア諸国連合(ASEAN、同8.5%増)、中東(同7.9%増)、米国(同6.9%増)、中国(同3.6%増)向けは増加したが、日本(同12.5%減)、欧州連合(EU、同10.1%減)は減少した。
対日貿易収支は75億ドルの赤字だったが、赤字幅の縮小は続いており、対日輸入依存度は16.9%で過去最低を更新した。
同部は、下半期(7~12月)は中国の輸入減少、米国の量的緩和縮小、ギリシャ情勢の先行き懸念など不安要因が存在するが、素材・部品分野は2年連続で貿易黒字1000億ドル達成が可能との見通しを示した。