韓国に居住する外国人の住民は174万1919人で、全人口の3.4%を占めていることが分かった。全国17の広域自治体(日本の都道府県・政令指定都市に相当)の人口と比較すると、10位の全羅北道(186万人)よりやや少なく、11位の忠清北道(158万人)より多いことになる。
今回集計の対象となった外国人の住民とは、韓国に90日以上滞在する外国籍の人と、韓国国籍取得者、およびその子どもで、結婚により韓国に移住した人を含む概念だ。
外国人の住民の数は、初めて調査を行った2006年(54万人)以来、毎年平均13万人ずつ増加し、今年は174万人に達した。10年間で3倍以上に増えたことになる。
国籍別に見ると、朝鮮族を含む中国国籍が過半数(54.7%)を占め、以下、ベトナム(11.5%)、米国(4.2%)、フィリピン(4.1%)の順となった。