中国での研修団バス事故 韓国収拾チームの院長が死亡

【ソウル聯合ニュース】韓国の地方公務員の研修団が乗ったバスが1日に中国東北部の吉林省・集安で橋から転落した事故を受け、現地で事故の収拾に当たっていた韓国行政自治部の崔斗永(チェ・ドゥヨン)地方行政研修院長が5日、死亡したことが分かった。

 同部によると、崔氏は同日午前2時50分ごろ、集安市内のホテル脇の地上で倒れているところを警備員に発見された。病院に搬送されが、同3時半過ぎに死亡した。中国当局が死亡原因を調べている。

 崔氏は事故翌日の2日に行政自治部の鄭在根(チョン・ジェグン)次官が率いる事故収拾チームの一員として現地入りしていた。

 バス転落事故では公務員9人を含む韓国人10人と中国人運転手1人の計11人が死亡、16人が負傷した。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連ニュース