私、10年ちょっと前から、社外コミュニティと言われる集まりに参加しています。
参加するとどんな雰囲気なのか?は一言では言い表すことができないので、こちらをご覧ください。
はなずきんの「IT勉強会に行こう!」 インデックス - @IT自分戦略研究所
公開から6-7年経過していますが、どの社外コミュニティも同じように自分自身に刺激を与えてくれるものでした。
おっと、これだと、参加の感想だけになってしまうので、参加する理由にはなってなさそうですね。
私が社外コミュニティに参加するようになったきっかけ
きっかけは、現在はスラドと名前の変わった/.J3周年記念の大阪オフ会。
それまでは、社外コミュニティの開催情報を眺めては「参加しようかな、どうしようかな、誰も知らないし」なんて考えては結局参加しない...の繰返しだったのですが、単なる「オフ会」という響きに思わず参加申請をポチッ。
そこでの出会いから、10年以上続いている「まっちゃ139」勉強会が生まれるきっかけに立ち会えたのですから、人間思い切りが大事だなと未だに感じます。
なぜ社外コミュニティの参加を続けるのか
最初に参加した「オフ会」で、会話の中から自分の働く会社で得ただけの知識や常識ではクリアできない問題解決のキッカケを得ることができました。
勉強会参加者に話を聞くと、それぞれが十人十色の感想を答えると思います。
・情報発信の場
・情報収集の場
・悩みを共有する場
・人脈を広げる場
・今知りたいを知ることができる場
・気づきを得ることができる場
・発表スキルを磨く場
・発表スキルを盗める場
・コミュニケーション能力を磨く場
これだけでなく、ほかにもいろいろあるでしょう。
勿論、参加したものの、思い描いていた社外コミュニティと違ったと離れていく人もいます。
学習をするだけなら、社外コミュニティに参加することなく、参考書を読んだりハンズオン研修に参加したり、他にもいろいろな知識を習得するためのセミナーはたくさんあるのですから、求めるものがその場に存在しないのであれば離れるのは当然ですよね。
では、私はなぜ10年以上も社外コミュニティに参加するのか。
今は、最初に感じた問題解決のためだけに参加しているのではありません。
10年もたてば、求めるものが変わりますよね。
今は、「人が何を求めるか?それぞれの違いを楽しむ」ことを目的に参加しています。
情報セキュリティの勉強会で人が求めるもの、プレゼンスキルを磨く勉強会で人が求めるもの、プログラミングの勉強会で人が求めるもの。
それぞれに、求めるものが違います。
その、求めるものを知ることで、ITサポートという業務を行う上で何が必要とされているのか?をライブで感じることができる場だとすればステキだと思いませんか?
いっそ社外コミュニティを立ち上げてみよう
今までも、まっちゃ139勉強会、Admintech.jp、神戸情報セキュリティ勉強会(セキュメロ)、関西OpenOffice.org勉強会(現:関西LibreOffice勉強会)、子供とネットを考える会、MVP Open Day (大阪)、デブサミ関西のスタッフなどを体験してきましたが、それぞれに運営だからこそ感じることができるものがありました。
色々な社外コミュニティが行う勉強会の日程を極力網羅しようとした、IT勉強会カレンダー。
そういえば、このIT勉強会カレンダーの公開にあたって受けたインタビュー記事がありました。
はなずきん――IT勉強会カレンダーは「自分のために」 - @IT自分戦略研究所
「先生や親御さん向けの、こうしたテーマの勉強会はなかなかない。いま、どういう風にやっていったらいいかと、考えているところです」
なんて、答えていましたが、今、そこでやりたいと思っていた勉強会を立ち上げ活動しています。
参加者への配慮、イベント運営手順、告知タイミングや集客時の告知場所選定。
勿論、業務に直接関係のあることではありませんし、それが今後、私の仕事に直結してくることもないとは思いますが、参加者としてコミュニティに関わるのではなく、自分が何を知りたいのか?何を知らせたいのか?を思い描いた形にしていくこと。
一人ではできないことも、多くの同志と集まることで具現化できる社外コミュニティ。
「人が何を求めるか?それぞれの違いを楽しむ」なんて、先に書いてしまいましたが、結局は「楽しい」と思えるから続いているのかもしれませんね。
ちなみに、私、ニコニコムに入社する面接の際に、社長が若草山でVBのコミュニティオフ会をしていたと聞いて「この会社いい」と思った口です。
いろいろなきっかけをくれる「社外コミュニティ」。
ぜひ、参加してみませんか?
(やまぐち)