7月1日リリースと噂の『iOS 8.4』はココが変わる!
ミュージックアプリと新しい音楽サービスの連携に注目です。
日本時間7月1日午前0時リリースと噂される『iOS 8.4』。すでに開発者向けに開発途上のバージョンが公開されています。
これまでに報じられた、iOS 8.4の変更点をまとめました。
目玉はミュージックアプリ
新しい音楽サービス『Apple Music』に対応する形で、ミュージックアプリのデザインと機能が一新されます。
たとえば、画面の下にあるタブが【My Music】・【Playlists】・【Radio】にまとめられます。画面を左右にスワイプすれば、これらのタブを切り替えられます。
(画像:Mac Rumors)
My Musicでは最近追加した曲をアートワークとともに表示。その下にはアルファベット順にアーティストをリストアップします。これまであったジャンル・アルバムなどの機能には【Artists】をタップするとアクセスできます。
(画像:9to5Mac)
ミニプレイヤーが登場
ミュージックアプリの画面下部に、つねに表示されるコントローラです。
再生中の曲の名前・アーティスト名・アルバム名を表示するほか、ここから再生・一時停止の切り替えができます。タップすると再生中の曲の詳細画面に移ります。
(9to5Mac掲載の画像より抜粋)
オーディオブックはiBooksアプリで管理
オーディオブックとは、本を朗読した音声データです。日本のiTunes Storeでも、さまざまなタイトルが販売されています。
このオーディオブックは、これまでミュージックアプリで管理していました。iOS 8.4からはiBooksアプリでの管理に切り替わります。
ニュースサイト『Mac Rumors』によると、チャプターの選択も可能になるそうです。
Apple Musicとは?
3つの機能を持つ、新しい音楽サービスです。
(画像:Apple)
1つ目は『Apple Music』。
3,000万曲以上からなるカタログから好きな曲を聴けるだけでなく、音楽のエキスパートがユーザーの好みに合わせたプレイリストを提供してくれます。
2つ目は『Apple Music Radio』。
『Beats 1』というインターネットラジオ局はZane Lowe氏・Ebro Darden氏・Julie Adenuga氏などがDJを務め、音楽・独占インタビュー・ゲストによる番組・音楽の話題を24時間無休で配信します。
そのほかのラジオ局も世界有数のDJたちが編成。ロックからクラシックまで、幅広いジャンルのラジオ局がそろうとしています。有料会員なら曲のスキップができます。
3つ目は『Apple Music Connect』。
アーティストとファンがつながるSNSです。歌詞・バックステージの写真やビデオ・最新曲などがアーティストからファンに向けて共有されます。
ファンがアーティストへコメントを送ると、アーティストがそれに答えるといったコミュニケーションもできます。
日本でこれらのサービスが使えるのかは分かっていません。アメリカでは日本時間の7月1日からサービスが始まる予定です。
メッセージアプリのバグ修正
iOS 8.4では、特定の文字列を受け取るとiPhoneが再起動する問題が修正されます。
この問題については、すでに一時的な対処法が公開されています。
→ ある文字を含むメッセージ受信でiOSがクラッシュ。対処法が公開される。
このほかにもさまざまな問題が修正されているものと思われます。
事前情報の通り、日本時間の7月1日にリリースされるのでしょうか。日本でのApple Musicのサービス開始も楽しみですね!
参考
- Hands-on: Apple’s all-new Music app in iOS 8.4 | 9to5Mac
- Apple (日本) – Apple Press Info – Apple Musicが登場、音楽の楽しみ方のすべてを一つに。
- Apple – Music
- First look: Apple's streamlined Music app in iOS 8.4 beta – AppleInsider
- Apple Fixes iMessage Crashing Bug in iOS 8.4 Beta 4 – Mac Rumors
- New Radio Tab With Beats 1 Demo Appears on iOS 8.4 and iOS 9 Betas – Mac Rumors
- Apple Moves Audiobooks into iBooks App, Adds Chapter Select in iOS 8.4 Beta – Mac Rumors