韓国デパート業界にMERS不況脱却の兆し

先週末の売上高が増加に反転

 中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大で落ち込んでいた韓国国内のデパートの売上高が、突如増加に転じた。各店がサマーセールをスタートした先週末、来店者数は昨年のサマーセール初期に比べそれぞれ10-20%ほど多かった。業界では、冷え込んでいた消費者心理が回復しつつあるシグナルだと評価している。

 ロッテデパートによると、今月26-27日の同デパートの売上高は昨年のサマーセールの初日と翌日(6月27-28日)に比べ3.3%増加した。商品を購入した客の数は、本店(ソウル市中区)の12万人を含め全国50店舗で145万人に達した。ジャンル別では、酒類とヤングカジュアル、レジャー・スポーツが売り上げ増加のけん引役となった。ロッテデパートのイ・ソンデ常務は「MERS流行に沈静化の兆しが見え、夏休み用グッズをそろえようとする人が大幅に増えた」と話している。

 現代デパートと新世界デパートも26-27日の売上高が前年同期に比べ3.2%、1.7%、それぞれ増加し、MERSによる販売低迷から脱却しつつある。

 現代デパートのオ・ジュンヒ副社長は「最大70%オフのセールをしていることに加え、家庭用品やファッションの売れ行きが好調で、来店者数は当初の予想を10%ほど上回った」と話している。

チェ・ソンジン記者
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