【ソウル聯合ニュース】朝鮮戦争の発生から65年となる25日、ソウルの蚕室室内体育館で記念式典が開かれた。
黄教安(ファン・ギョアン)首相はあいさつで、戦争の砲声はやんだが、60年以上たった今も朝鮮半島の安全保障情勢は不安定だとし、「安保意識をしっかり固め、強い国防力を備えることに全力を傾けるべきだ」と述べた。
その上で「盤石な安保の土台がなければ、われわれが享受している自由と平和、繁栄が一夜にして失われかねないという教訓を忘れてはならない」と強調した。
また、政府は北朝鮮の脅威に断固として対処する一方、統一準備委員会を構成して南北の平和統一に備えていると説明した。