ミラノ大聖堂ドローン衝突事故、CJ E&Mが謝罪

 イタリア・ミラノを象徴する観光名所「ドゥオモ(大聖堂)」に、韓国人が遠隔操作のカメラを装着し飛ばしていた小型無人飛行機「ドローン」が衝突した事故で、CJグループ系列のコンテンツ制作会社「CJ E&M」は24日「当社が運営するケーブルテレビ局『オリーブテレビ』のキャンペーン映像を撮影中に発生した事故だ。慎重さを欠く行動により物議を醸し申し訳ない」と謝罪した。

 その上で同社は「制作スタッフたちには細部の事項を管理・監督できなかった側面がある。再発防止のため、内部のプロセスについて点検し、二度とこのようなことが起こらないよう取り組んでいく」と述べた。

 この日午前、事故について初めて伝えられたとき、同社は「ドローンを用いた撮影が違法だという事実を知らず、下請け業者の従業員が欲を出したようだ」と釈明したが、これはうそだったことが分かった。

 ミラノ駐在の韓国総領事館は、CJ E&Mが今月初め、ミラノ万博の韓国館のスタッフに、ドローンを用いた撮影が可能かどうか尋ね、ミラノ市内全域でドローンによる撮影は違法だとの返答を得ていた、と説明した。

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