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ギリシャ支援 ユーロ圏財務相会議で合意を6月26日 11時43分
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資金繰りがひっ迫しているギリシャへの金融支援を巡って、25日、EU=ヨーロッパ連合の首脳会議が開かれ、27日に再び開かれるユーロ圏の財務相会議で合意を目指す方針で一致しました。
ユーロ圏の財務相会議は、ギリシャの債務返済の期限が迫るなか、金融支援を巡って24日と25日にベルギーのブリュッセルで協議を行いましたが、ギリシャとEUなどとの意見の隔たりが埋まらなかったことから、いったん協議を切り上げて、27日に再び会議を開く方針を決めました。
これに続いて、EUの首脳会議がブリュッセルで開かれ、この中でもギリシャへの金融支援について協議しました。
会議のあと、EUのトゥスク大統領は「各国の首脳は、ギリシャの金融支援を巡る協議の現状と、潜在的な結果について十分に把握している」と述べました。そのうえで、改めて首脳会議は開かず、27日のユーロ圏の財務相会議で合意を目指す方針で一致したことを明らかにしました。
ギリシャのIMF=国際通貨基金に対する多額の債務の返済期限は、今月末に迫っていて、債務不履行への懸念が強まるなか、今週末の協議の行方が注目されます。
これに続いて、EUの首脳会議がブリュッセルで開かれ、この中でもギリシャへの金融支援について協議しました。
会議のあと、EUのトゥスク大統領は「各国の首脳は、ギリシャの金融支援を巡る協議の現状と、潜在的な結果について十分に把握している」と述べました。そのうえで、改めて首脳会議は開かず、27日のユーロ圏の財務相会議で合意を目指す方針で一致したことを明らかにしました。
ギリシャのIMF=国際通貨基金に対する多額の債務の返済期限は、今月末に迫っていて、債務不履行への懸念が強まるなか、今週末の協議の行方が注目されます。
財務相会議「決定的な意味持つ」
首脳会議のあと、ドイツのメルケル首相は記者会見で、27日に再び開かれるユーロ圏財務相会議について「決定的な意味を持つ」と述べました。
そのうえで「時間は限られている。この財務相会議で解決策を見い出さなければならない」と強調し、ギリシャが債務不履行に陥るような事態を防ぐためにも、27日には何らかの合意に達する必要があるという認識を示しました。
そのうえで「時間は限られている。この財務相会議で解決策を見い出さなければならない」と強調し、ギリシャが債務不履行に陥るような事態を防ぐためにも、27日には何らかの合意に達する必要があるという認識を示しました。