焦点:訪日客が起爆剤、非製造業の好循環でアベノミクス新段階に

Reuters
[東京 24日 ロイター] - 訪日観光客の急増を起爆剤に、国内の非製造業で前向きの循環メカニズムが起動し始めた。宿泊・レジャー施設の設備投資や外国人観光客の物品購入などの増加を起点に、雇用や賃金の上昇に波及し始めている。円安でも輸出数量が伸びない製造業を尻目に、非製造業が景気をリードする構図は、アベノミクスの新段階とも言えそうだ。
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「予期せぬ非製造業における活況」との表現には違和感。アベノミクス開始直後の2013年の日本経済の動向を見ても、円安・株高が進んだものの生産増・設備投資増・輸出増といった形で製造業の行動変化は明確には生じず、むしろ活動を活発化させたのは非製造業だった。現在進んでいるのは、当初から生じていた非製造業の活況が、さらに深化する過程と捉えた方が良いでしょう。なお、観光需要が高まっているのは事実だけど、海外と比較すればまだまだ貧弱。伸びしろがあるという事かと。
国内の雇用の70%はサービス業《医療介護含む》なので、ここが儲からなければ好況感が出てきたという声はなかなか出ないので、良い傾向。
フローで稼ぐ時代から、加えてストックでも稼ぐ時代になってきている。IT化とサービス業をマネジメントできる人材育成によって生産性をあげていけばまだ伸びる。
賃金の上昇がここにきて本格化してきた。インバウンドの伸びが経済に好影響を与えている。↓

4月の現金給与総額(30人以上の事業所)は、調査産業全体では前年比プラス0.7%だったが、宿泊業では同7%と極めて高い伸びとなっている。バスの運転手も4.3%上昇。アルバイト・パートの時給は、3大都市圏で4月に同1.5%と過去3年間で最高の伸び。
先日、大阪ミナミにドン・キホーテの新館ができた。確実にインバウンド効果。郊外店はその効果が得られていない。ここ数年の都市部から郊外へという消費の流れが外国人観光客によって郊外から都市部へと変わりつつある。
国内の消費(日本人の消費)はもう回復しない。訪日外国人に頼らざるを得ない。残念だが、これが現実だ。
訪日観光客の増加で、観光産業等の景気が良くなっている。
一方、マナーや考え方の相違で違和感や摩擦を感じることも。

今後少子化が進み、労働力を移民に依存する可能性も高まる中、異文化との一定規模での交流の予行演習的要素もあるのではないか?

海外に出てみると日本の良さを再認識するように、外国人観光客と触れることによって、多くの日本人が日本の良さを再認識して、クールジャパンを加速することにつながれば、良いきっかけになるかも。。。
チャイナマネー恐るべし。訪日外客数の8割(2014年)を占めるアジア、特に台湾、中国本土、香港など中華圏のインバウンドの威力は凄まじいということです。
日本の集客力のポテンシャルがあるというプラス面と、いまひとつの国内需要というマイナス面の両面がありそうです。
日本経済は結構大きいのでインバウンドがもたらす効果はマクロ経済的にはあまり大きくありません。ただ、ミクロで見れば恩恵を受けている地域やセクターは多くあります。アジアの所得水準向上による観光需要の増加がビザ発給条件の緩和などの政策に後押しされている。過去の円安局面ではこれほど訪日客が増えたような状況はないので、円安のおかげと言うのは証拠不十分ですね。これからもまだまだ伸びるので、インフラ整備をもっと進める必要がある。
日本国内宿泊延べ日数は外国人は3年で2.4倍ですが、日本人は減少ですからね。
MWさんご指摘の通り国内旅行者活性化も必要ですね。
インバウンドに頼るのも良いが、もっと国内の旅行客を掘り起こす努力も必要。
観光地は、近隣アジア、台湾や韓国との競争に晒されている。夏休みやシルバーウイークを控え、日本人にも訴求して欲しい。