その1から引き続きですが、新興メディアの考察になります。「なんのこっちゃ分からない」「初訪問」という方はネットメディア考 オールドメディア編から読んで頂けると幸いです。
オールジャンル系
ニュースからビジネス、エンタメ、画像、動画まで、あらゆる事柄を総合的に集約しているサイトです。百貨店のように豊富なコンテンツが揃っています。
収益はやはりクリック報酬型広告に依存している傾向です。一部 成功報酬型広告を導入しているところも見受けられます。サイトへの流入はダイレクト型、ソーシャル型、バランス型などタイプ的には色々になります。
前回から引き続きモバイルを抜きとした計測になり、2015年6月時点でのデータですので、その点ご理解頂きます様お願い致します。
Spotlight
月間250万アクセス
TABI LABO
月間170万アクセス
Irorio
月間97万アクセス
netgeek
月間91万アクセス
Antenna
月間38万アクセス
考察
総合的な内容のコンテンツを提供している割りにはページ/セッション数が平均的に感じます。強みは多岐に渡る記事を読者に提供出来る点だと思っていましたが、今まで見てきたサイト並みなので、読者の方はやはり興味のあるピンポイント記事を欲している傾向が伺えます。
流入経路はソーシャル系がパーセンテージ的に高く中でもFacebookからの流入が比較的高い結果でした。しかしアンテナのみはダイレクト(ブラウザブックマークから直接流入)が43%と意外な結果で、次に検索流入が30%でした。SNSには依存しない作りを目指しているのかもしれません。
テクノロジー系
Web系からアプリ、SNS、ガジェット、デザインなど最先端のテクノロジーを一般読者からクリエーターまで多くの目線で提供しているサイトです。たぶん はてな市民の訪問割合が一番高いのではないかと思われます。
昨今 テクノロジーは目まぐるしく進歩を遂げているので、チェックはかかせないのですが、あれもこれもと振り回されないようにはしたいところです。
Ferret
月間180万アクセス
creive
月間53万アクセス
freshtrax
月間36万アクセス
考察
一番アクセスを集めているフェレットと他の2サイトを比べると滞在時間、ページ/セッション、直帰率が良くはないです。その差は何?と考えてみるとフェレットは会員登録することにより限定機能を利用出来るシステムのようで、さらに現在 登録キャンペーンで抽選により、SEOの本をプレゼントするサービスを行っています。その他 ダウンロードコンテンツや「Webマーケティングを基礎から学ぼう」など充実した教材を提供している強みがアクセスに反映されていると思われます。
女子系
うぅ・・・女子系となるとオッサンはまず訪問しないのでなんともコメントし辛いのですが、とにかくイッパイあります。一極集中せずサイト群として展開しているところもあり、一般からの投稿を募集、または専属のライターさんを募集しているサイトが殆どです。
収益はクリック報酬型広告がほとんどですが、一部 成功報酬型広告(女性向けや物販系)があります。
MERY
月間180万アクセス
M3Q
月間78万アクセス
by.S
月間73万アクセス
キナリノ
月間64万アクセス
Locari
月間56万アクセス
女子SPA
月間52万アクセス
Menjoy!
月間38万アクセス
その他同系サイトを4つ運営(美レンジャー WooRis BizLady VenusTap)
4meee!
月間25万アクセス
考察
人口の半分は女性と考えると多くはその半分がマーケティングの対象となります。(中にはフェミニンな男性のサイト訪問もあるのでしょうけど)これはこれで強みといってもいいかと思います。ただどうしても訴求対象が女性の為、サイトデザインが似通った印象を受けます。まあスタイリッシュですよね。
流入経路は、ほぼどのサイトも検索型(アクセス数上位ほど突出)ですが、唯一by.sのみSNS依存型でした。中でもFacebookが87%で圧倒的です。2番目のAmebaも少し気になりました。
エンタメ系
映画や音楽といったいわゆる芸能記事を主に載せているサイトです。他にもアイドルやオタクなどの情報記事を載せているサイトがあるのですが、アダルトに付随する項目も多数見受けられましたので、載せておりません。その点はお察し下さい。対象ページだけアドセンス表示させない対策を採られているサイトが多かったです。
毒女ニュース
月間87万アクセス
ICON
月間14万アクセス
TAP the POP
月間10万アクセス
Heaven
月間9万5千アクセス
ABC振興会
月間7万5千アクセス

考察
日本のエンタメ記事を載せているサイトが極めてアクセス数が高く、全体的な成績(滞在時間など)も良いです。セレブ、ハリウッドなどのサイトはそれほどでもないんですね。ということでアクセスを集めるなら国内ゴシップ記事が強い!
私はやりませんよ。国内のエンタメ事情はちっとも分かりませんし。
流入経路に関してですが、毒女ニュースは検索型、TAP the POPはバランス型、その他はダイレクト型といった感じでした。ニッチなサイトは一度固定のファンになってさえ貰えれば、継続して訪問してもらえるということが分かるいい見本だと思います。
特化系
ある事柄のみを集約しているサイトを特化系としてみました。今回は医療、文化、英語といった3ジャンルになりますが、他にもかなり専門分野的なサイト作りをされているのを見かけるようになりました。この次のまとめ編でも触れようと思っていますが、実はこの特化型こそ競合が少ない分 生き残れる可能性が高いと示唆している意見が目立つようになりました。
Medエッジ
月間24万アクセス
Japaaan
月間16万アクセス
English Hacker
月間8万5千アクセス
考察
まだアクセス数自体は他のサイトに比べると少ないですが、アクセス数が右肩上がりなのが伺えます。(English Hackerは緩やかに下がってますが・・・)特にMedエッジの伸びはスゴイです。2014年12月時点で4万だったのが、現在24万なのでこの半年間ほどで6倍のアクセスを稼いでいることになります。
流入経路は三者三様 Medエッジはバランス型、JapaaanはSNS型、English Hackerは検索型andダイレクト型といった感じでした。本当に大方の予想どおり永続的なサイト運営が続くかどうか期待したいです。
続きます
「はぁぁぁ~」というほど疲れましたが、ここまで何とか取り上げたいサイトのレビュー、考察が終わりました。次回が本題のまとめとなります。自分が疑問視している点、危惧している点、これからの予測や建前と本音などを書いてみます。