「顔を上げられないほど恥ずかしく、慙愧(ざんき)に堪えない心境だ」
17日午前、サムスン・グループの水曜社長団会議が行われたサムスン電子本社(ソウル市瑞草区瑞草洞)の大会議場。集まった同グループの主な系列会社の社長たちは、示し合わせたかのように、上記のように話した。
この日現在、中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)に感染したと判明した患者162人のうち、半数近い80人の感染経路がソウル・サムスン病院だったことが確認されたからだ。政府がこの日から、ソウル・サムスン病院の職員9100人全員に対し、毎日発熱チャックを行うなど、「サムスン」の名を冠した病院がMERS感染の震源地となっている現実に対し、グループ幹部たちが当惑しているというわけだ。
この日の会議では、崔志成(チェ・ジソン)未来戦略室長やサムスン社会貢献委員会の朴根煕(ク・クンヒ)副委員長、サムスン電子の権五鉉(クォン・オヒョン)副会長などが強く懸念を示したという。また、出席者たちは「病院だけに任せるのではなく、グループとしてできることを最大限支援すべきだ。病院の危機管理システムの全面的な刷新も必要だ」といった意見を述べた。
サムスン・グループの高級幹部たちはこの問題をめぐり「最大限早い時期に、事態の収拾を完ぺきに行った後、国民に対し十分な謝罪をし、病院の改善に向けた新たなビジョンなどを打ち出していくべきだ」と話した。