韓国の成長率予測大幅減、2.8%に下方修正=金融研

 韓国金融研究院は17日、韓国の今年の経済成長率予測値を3.7%から2.8%へと0.9ポイント下方修正した。

 金融研究院は下方修正の理由について、内需不振、輸出鈍化、中東呼吸器症候群(MERS)による影響を挙げた。消費心理が改善し、実質的な購買力も回復しているが、MERS感染拡大の長期化、低金利による家計負債急増、老後への備えなど構造的問題が民間消費(2%増)を萎縮させると予想した。

 金融研究院は2003年の香港での新型肺炎SARS流行当時の状況を分析した結果を踏まえ、MERSが今年の経済成長率を0.1ポイント程度押し下げると試算した。同院は「MERS事態が長期化した場合、政府は追加補正予算を編成すべきだ。韓国銀行が追加利下げを行う必要もある」と提言した。辛星煥(シン・ソンファン)院長は「利下げによる家計債務増加は金融政策で抑制すべきだ」と述べた。

金智燮(キム・ジソプ)記者
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