こんばんは。
片付けられない悩みを解決するライフオーガナイザーの山下真紀です。
タンスにしまっていた子供服。
ようやくさよならする決心がつきました。
子どもふたりが小さい時に、ほんとによく着せていた服。
もちろん、もう着ないのはわかっていたけど、
わざわざクリーニングに出して、しまっていました。
引き出しから出してみては戻し…、を何度も繰り返していた服。
我が家の子ども達は大学生と高校生で、もう子育てはほぼ終わりです。
なのに捨てられない。
そんな子ども服にも、別れの日はやってきました。
別れの決め手となったのは、、、
案外「そうなの?」という出来事でした。
久しぶりに出してみたら、なんと汚い・・(笑)
クリーニングには出していたけど、
汚れが浮いてきていました。
そりゃ、そうですね。
15年近くとってあったら、こんな感じですよね。
こんな汚くなっちゃうんだんだら、むしろ綺麗な服の記憶のままの方が良かったかも?とすら思い、やっとゴミ袋に入れました。
子育て真っ最中だったころの私は、とにかくいいお母さんでいないといけないと思っていました。
いいお母さんは、子どものモノは大切に取っているはずだと。
今思えば、そのいいお母さんって基準もなに?ですけどね。
子どものモノを捨てちゃうなんて冷たいお母さんって思われるんじゃないか・・そんな気持ちもあったように思います。
だから、あれこれ片付け、モノを減らしてきたのに、絶対に着ない子ども服は捨てられなかった。
子どものモノが捨てられない、片付かない、と悩む時って、お母さんの心の裏には、こんな気持ちがあるるんじゃないでしょうか。
本当はそんなこと関係ないのにね。
こういうモノって、そんな気持ちの部分も大きく関係してたりして、
要る要らないだけでは、決心しにくいです。
どうしても捨てられないと思うのであれば、私のように「自分で納得するまで取っておく」と決めるのもありです。
それは、今は捨てないということであって、片付かない、片付けていないこととは違います。
時間がたって見直せば、私のように捨ててもいいや、と思える時も来るかもしれません。
必ずしも、今捨てなくてはいけない訳ではなく、
今は捨てないという選択肢も考える。
それだけで、片づけの判断は楽になります。
ですから、「捨てられないから片づけない」ではなく、
少しずつでも始めてみませんか?